僕は世界一周をしている間、様々な国で日本料理を作ってきました。
時には日本食を恋しいと思っているバックパッカーへ、時にはカウチサーフィンで泊めていただいた方へのお礼で、時には日本の事を好きでいてくれている世界の方達へ。
でも、実際どんな日本食を作ってきたのか?
海外で作る事は可能なのか?
そんな風に思う方がいらっしゃるのではないかと思います。
今回は、世界でも簡単に作れる日本料理を材料を可能な限り絞って紹介させていただきます。
- やっぱり日本の味の代表といえば“肉じゃが”
- 意外と海外の方は食べた事がない“オムライス”
- 寿司は有名でも手作りの寿司は初体験“手巻き寿司”
- めっちゃシンプルであっという間にできあがる“親子丼”
- これがジャパニーズピッツァやで!!“お好み焼き”
- 料理が苦手な方もチャレンジしよう!!日本料理!!
やっぱり日本の味の代表といえば“肉じゃが”
〜材料〜
- 薄切り肉(ベーコンで代用可能)
- 人参
- じゃがいも
- たまねぎ
- 緑色の豆類(エンドウでもキヌサヤでもなんでもよい)
- 醤油
- カツオだし
- 砂糖
- 塩
海外で比較的どこの国でも手に入る野菜ばかりというのが嬉しいところです。
しかも、どの野菜も海外で買うとめちゃくちゃ安い!!
手に入りにくいのは薄切り肉ですね。
海外ではお肉を薄く切るという文化があまりないように思います。
スーパーのお肉屋さんで薄く切ってと伝えても、なかなかの分厚さで渡される事がほとんどなんです。
そんな時に便利なのがベーコン。
ベーコンは日本のものと同じように、薄切り肉を使われていますし、塩味が元からついています。
なので、ベーコンを使用する時は塩を入れない事であったり、醤油を少し減らすようにしないと塩っ辛くなる可能性があります。
ベーコンは炒める必要はないと個人的に思っているので、最後に塩で味を整えるくらいの気持ちでベーコンをいれちゃえばいいんじゃなかろうか。
意外と海外の方は食べた事がない“オムライス”
〜材料〜
- お米
- ケチャップ
- 卵
- バター
- 玉ねぎ
- 鳥もも肉
オムライスって日本料理なんですよー!!!!
って知ってましたか??僕はてっきりヨーロッパの料理なんじゃないかと思ってました。
オムライスってむっちゃ簡単にできるじゃないですか。
それなのに、むちゃくちゃ美味しいっていうのが嬉しい所ですよね。
ケチャップは世界中どこででも手に入るし、ケチャップライスではなく、ガーリックライスなんかにしても美味しい。
ようは、ご飯を卵で包めばいいんでしょ?ってか包めなければ乗っけたらいいんでしょ?
そして、卵の上に名前書いたら完璧でしょ?
“ありがとう”を現地の言葉で書けちゃったら、写真におさめてくれる事まちがいなしでしょ!!!
寿司は有名でも手作りの寿司は初体験“手巻き寿司”
〜材料〜
- お米(できるだけ大粒のもの)
- 海苔
- 酢
〜具材の候補〜
- サーモン(冷凍のものは手に入りやすい)
- アボカド(色が変色するので食べる直前にスライス)
- エビアボカド(エビにアボカドをのせるのではなく、混ぜてしまうのがおすすめ)
- 卵焼き(砂糖を入れた甘い卵焼きが人気あり)
- カニカマ(冷凍で結構色んな国にあります)
- ツナマヨ(ツナ缶もマヨネーズもたいていどこにでもある)
- きゅうり
- 照り焼きチキン(醤油と砂糖で甘辛く炒めたチキン)
- レタス(最終的に海苔がなくなったらレタスでまいちゃえ)
海外で手に入りやすい魚はサーモンです。サーモンなら基本的にどこの国でも手に入る。
ただし、冷凍のものを解答して使うようにしてください。
生のサーモンは当たりやすいです。
その他の材料に関しては、もう自分自身のアレンジでいいんじゃないかと思います。
手巻き寿司のいい所は、みんなでワイワイできるところなんですよね。
自分で好きな具材を好きなだけのせて食べる事ができるので、何かきらいなものがあっても、それを食べなければいいだけなので大丈夫。
海外のお米は小粒のものや細長いものが多いのですが、そのお米では間違いなくパサパサになります。
できるだけ大きめ粒のお米を選ぶようにしてください。
そして、水を普段炊く量よりも、心持ち多めにして炊くと粘り気が出やすくなります。
めっちゃシンプルであっという間にできあがる“親子丼”
〜材料〜
- お米(できるだけ大粒のもの)
- 卵
- 鳥もも肉
- 玉ねぎ
- 青ネギ
- 醤油
- カツオだし
- 砂糖
玉ねぎはできるだけ薄くスライスして、すぐに火が通るようにしておくのがよいですね。
玉ねぎ自体に、親子丼の出汁の味が染み込んでるのがベスト。
玉ねぎと鳥もも肉を水・醤油・カツオだし・砂糖で作った出汁で煮込んで、とき卵をぐるっとまわしてできあがり。
海外の方は味付けが濃いものが好きな場合が多いので、薄味好きな方からするとちょっと濃いめくらいでつくるのが良いかもしれないですねー。
これがジャパニーズピッツァやで!!“お好み焼き”
〜材料〜
- キャベツ
- 卵
- 小麦粉
〜具材の候補〜
- 薄切り肉
- ベーコン
- ムール貝
- イカ
- エビ
〜ソース〜
- バーベキューソース
- ケチャップ
- マヨネーズ
究極、キャベツと卵と小麦粉だけ手に入れば作れてしまうお手軽料理がお好み焼きです。
具材はその土地にあわせて、シーフードにしてもいいし、お肉にしてもいいし。
ベジタリアンにしてもいいし!!(卵入ってるからビーガンの方は気をつけて)
僕はいつも、ジャパニーズスタイルピッツァと言って紹介しています。
形も円形やし、具材もいっぱいはいってるし、一番わかりやすい表現かなぁと思うのですよ。
料理が苦手な方もチャレンジしよう!!日本料理!!
日本料理は難しいと思われがちですが、今回紹介した料理はどれも簡単にできるものなんです。
もちろんこだわり抜いたら、めちゃくちゃ難しいんでしょうけど、バックパッカーが海外で作れる料理としては、材料が少なくて済む、そんなに手がかからないっていうのがポイントですからね。
料理ができるようになる事で、旅の楽しみもかなり増えるというのも事実です。
今までは外食ばかりをしていたのが、キッチン付きの宿を探そうとするようになります。
食べてくれた人の『美味しい』の一言を聞けた時、料理をする喜びを感じるはず!!!!
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