2月のある日僕は突然海外に行った。
この記事は僕が海外への一歩を踏み出して得られた財産を書いています。
大学生になったら海外に行きたい、バックパッカーがしたい、世界一周がしたいと思っていた高校時代を過ごしていた。
けれど、大学生になるとバイトやサークルの毎日。
海外に行きたいという意欲はあるものの、そこまで海外に対するモチベーションはあがらず、どちらかというと海外を旅する事への不安ばかりが増えていた。
そんな風に過ごしていた普通の大学生の僕。
実際に、僕と同じような気持ちの学生は全国にたくさんいると思います。
海外に行きたいけど行けない理由だけが頭に浮かぶ。
時間がない。
お金がない。
その気持ち、本当によくわかります。
でも、そんな人たちへ僕は伝えたい事があります。
旅に出るのは早ければ早い方がいい。
迷っている時間はもったいない。
一歩踏み出す事でその先のものが大きく変わる。
そして
大学に入ってすぐに海外に行くことで、今後の限られた大学生活での時間の使い方を
しっかりと管理することができ、価値ある大学生活を過ごせるようになるんです。
僕も毎日バイトをし、大学生活で何かをしたいという目的も持たずに毎日を過ごしていました。
でも、心のどこかでこの刺激のない毎日に嫌気がさしていたのは事実です。
旅に出たかった。
海外に行きたかった。
そう思っていた僕はついに、2017年、大学一年生の春休みに南米のボリビアに行くことを決め、実際に旅をしてきました。
その旅が僕を大きく変えた。
その経験をもとに、僕が出した結論。
未成年のうちに旅をするべきだ。
今回はその4つの理由を紹介します。
自分を変えたけりゃ自分が動くしかない!!
刺激をもらえる人間関係を築ける
人との出会いには縁があると感じています。
僕もたくさんの人と旅を通じて出会いました。
旅への一歩を踏み出す事により、日本で暮らしているだけでは出会うことがなかった人たちと知り合い、自分が知ることのなかった世界を肌で感じることができました。
旅で出会う人たちは、学生時代には知り合うことのないような、面白い価値観を持った人たちがたくさんいました。
世界一周中の人。
旅を始めたばかりの人。
旅を終えようとする人。
ボリビアを旅する途中で出会った様々な人と共に、旅の話やこれからの将来の話まで語り尽くし、夜を過ごしました。
僕はタビイクという企画を利用して南米を旅したのですが、ちょうど同じタイミングで過去にタビイクへ参加したことのある旅人とも出会い
『タビイクに参加してたんですか!』
『そうだよー!ご飯一緒に行こうよ!』
同じ旅人、そして同じタビイクという繋がりであっという間に仲良くなれるという驚くべき旅人の順応性。
もちろん一人で旅にでても楽しめますが、僕の場合はタビイクに参加しているということで、タビイク参加者同士の交流するきっかけがただ一人で旅をするよりも広がったと感じました。
そして、日本に帰ってから旅先で出会った友達に会いに行ったり連絡を取ることで旅の記憶が蘇ります。
こうして、旅先で出会った人と友達になると全国規模で友人ができます。
旅に出るまでは知らなかったのですが、旅人のコミュニティというのは幅広い繋がりを持っているにもかかわらず密度が濃く、Facebookを交換すると必ずと言っていいほど、自分が予想もしていなかった人と人とが繋がっていて非常に面白い。
特に、タビイクに参加することによって色々な旅人と出会えるので自分にいい刺激がもらえ、それを若いうちから旅を通して繋がることで、先輩旅人の経験や行動力を見習い将来を見据えることができます。
旅好きな人は今までに出会ったことのないような人ばかり。
考え方も非常に独特で、自分では思いつかなかった角度で物事を考え、アドバイスをしてくれます。
それが僕にとって非常に良い刺激となっている。
社会に出る前、大学だけで顔を広げるのではなく、世界を旅することで様々な世代の人たちと知り合ってみるのはどうでしょうか?
それは、みなさんにとって素晴らしい運命の出会いとなるかもしれません。
根拠のない自信がもてる
ボリビアは僕の2カ国目に訪れた国でした。
正直全然海外にも行ったことないし、知識もないし、知らない土地でビクビクしていた僕が、なぜこうやって未成年の方が旅に出るべき理由をブログで書いているか?
僕はボリビアの旅が終わった後、見違えるほど自分に自信を持っていて、どんな事にも挑戦し、たくさんの方へ僕と同じように旅を通じて成長してもらいたいという気持ちを持ったからです。
旅先では色々な経験ができます
例えば
- 宿を予約する
- 現地の人に話しかける
- 目的地までたどり着く
- 現地のご飯を食べる
- 現地のタクシーに乗る
- 現地の言葉で話す
など、普段日本では体験できないようなことが旅では体験でき、
挑戦する→成功する
これの繰り返しが旅を作り出し、『とりあえず、やってみる』精神が身につきます。
このような行動を繰り返し、それらを達成することで、自分に自信が持てるようになります。
僕もボリビアで引率の方から
『電話で明日のリャマ祭り(一年に一回行われるリャマとワイワイするお祭り)を予約して』
と言われました。
スペイン語も話せない僕が電話を受け取った時、この人ドSやん。とりあえず、やってみるか〜って感じでなんとか受け答えしました
相手の方は英語もほとんど話せない。
たとえ英語が話せたとしても僕もしどろもどろの英語なのであまり意味はないのですが、スペイン語なんてなおさら無理。
けれど、ボリビアを旅して4日程度が過ぎており、簡単な単語や数字は旅の中で少しずつ学んでいたんです。
その少しだけの知識をふりしぼった結果、なんとか無事にリャマ祭りへの参戦できるようになりました。
旅はとりあえずやってみる、という精神を学ばさしてくれます。
そして、やってみたらなんでもできるということを知ります。
このとりあえずやってみる精神は日本に帰ってきてからも強くあり、大学生活においてとても役に立ちます。
自分の将来したい仕事のために、今目の前にあることをとりあえずやってみる。
とりあえずやってみる→やってみたらなんでもできる
こういった事をなんども繰り返し、自信がつき、行動力がついていきます。
未成年の内に海外で小さい行動を積み重ねる事。
日本とはまったく異なる環境で挑戦をしていく事。
その経験は、“なんとかやれる”という根拠のない自信へとつながっていくんです。
就活前に選択肢が広がる
海外に1度でも行きたいと思っている学生は就活が忙しくなる3回4回を前に海外に行くべきです。
理由はなんでもいいんです。
行きたいから行く。
絶景が見たい。
美味しい料理を食べたい。
自分の将来の夢の為でもいいし、まだやりたいことが決まっていない学生でもいいです。
海外で出会う旅人の多くは20代30代。
大学を辞めて旅にでてる人や、休学をして世界一周をしている人。
学校の短期休みを利用している人もいますし、仕事を辞めて旅に出ているという人も大勢いらっしゃいました。
僕が出会った社会を経験している人達は旅先でとても生き生きとしており、勤め先の悪いところだけでなく、良いところも教えてくれました。
多くの方が僕に対して伝えてくれた事、それは社会に出る前の準備、そして自分の夢を大事にする事の大切さでした。
それらを知れたのも就活の始まる前に旅に出て、社会人を経験している方や実際に就職活動を終えたばかりの方と出会う事ができたからです。
また、本格的に就活を始める時に、これらの話を聞くことで自分のベストな選択をとれると感じました。
大学3年4年から海外に行くのも遅くはありません。
しかし、大学1年2年の内に海外へ行き、色んな価値観を持った人と出会い、自分の糧にする事によって、今後の人生に役立てることができます。
実際、僕は18歳の時にボリビアへ行き、社会人の方からお話を聞き、自分の大学生活を見つめ直す機会ができました。
そして、旅先での価値観や見えなかった選択肢が増え、自分の夢をより具体的にすることができました。
旅で得た経験をもとに様々な選択肢を持つ事、それはこれから就職活動を行う未成年にとって非常に重要な意味を持つ事だと僕は考えています。
無知で感性が豊かな10代は吸収力がすごい
10代で大人の話を聞くのはとても良い機会です。
旅中でのハプニングの話やトラブルの話、絶景など様々な話がありますが、それらの話を聞くことで次の旅先が決まることもあるでしょう。
僕は引率のshoさんからの話で涙を流しました。
なんなら、タビイクの途中に3回くらい泣いています。
いったいどうやったらこんなに泣けるのか自分でも不思議で仕方ありません。
それくらい熱い想いを持った大人の話に感銘を受け、もう一度南米に戻ってくることを決意しました。
自分の行動は周りの人からの刺激に後押しされることがあります。
10代の内に色んな話を聞き、衝撃を受け、自分の価値観を壊されてください。
人生が変わるきっかけになります。
生き方が変わります。
周りにそういう人がいると、自分も負けてられない。
なにくそっ、という気持ちで切磋琢磨しあえます。
そして、世界の絶景で地球の凄さを体で体感してください。
現地の生活に触れてください。
自分に素直になれ、感性豊かな自分に気付きます。
相手への思いやり、許容性が大きくなり20歳からまた新しい人生がスタートできます。
まだまだ未熟だからこそ、たくさんの事を吸収する事ができる。
それこそば、未成年の武器だと捉えましょう。
若者よ、大志を抱き、日本を飛びだせ。
僕は18歳で海外に行ってこれらのことを経験し、こんな事を感じました。
時間の使い方
計画性
許容性
行動力
これらは自分次第で変えられるということです。
もし、今の生活に嫌気がさしている学生がいるならば、旅はそれを振り払ってくれるきっかけになりえます。
海外に行くと自分を見つめ直す機会が多くあり、自分の本心と向き合う時間ができます。
旅は人生が変わるかも知れないきっかけを与えてくれ、考え方も豊かになります。
環境を変えたい、と思うなら10代の内に旅にでることをオススメします。
僕が南米を旅した時に利用したタビイクでは、今年の夏9種類のプランを用意しています。
あまり時間がない方でも気軽にいける東南アジアのタイ・カンボジア・ラオス。
絶景が好きな方にはモロッコやジョージア。
少し冒険をしてみたい方はダイビングやインド。
今年の夏、一歩踏み出す事でみなさんのこれからの環境はぐっと変わる。
ぜひ、それを実感してみてください。
タビイクHPはこちら▶︎タビイク公式ページ