初めましてまさきです。
この春僕はあるコンプレックスを抱えたまま旅に出ました。
けれど、コンプレックスの事もあり一人での旅に少し不安も。
そこで僕はある企画に参加をする事にしました。
その企画の名前は旅人育成企画“タビイク”
旅に出る事が不安だと感じて旅に出る事を諦めていた人たち同士が現地で初めて出会い、一緒に旅をしていく中で旅のトレーニングをするといった企画でした。
僕は４人の素敵な仲間に出会いました。
右も左もわからない場所を現地の人に聞いて辿り着いたり
値段交渉したり
ご飯シェアしたり
笑ったり泣いたり
お揃いのTシャツ買ったり
夢を語ったり
ある1人の仲間がこう言いました。
幸せの充電期間やなぁ〜
幸せそうな顔してますよね。
この1週間全ての時間が幸せでした。
そして気付けば最終日の日を迎えていました。
涙をこらえ笑顔で、また日本で再会をしようと約束をし、それぞれが心踊る地へ旅立ちました。
その後僕はカンボジアに行き、約1カ月の旅を終え日本に帰ってきました。
今回が初海外であった僕にとって、帰国後振り返ってみると沢山の事を感じました。
コンプレックスへの捉え方も大きく変わりました。
それを今から皆さんに伝えたいと思います！
コンプレックスを理解する
僕のコンプレックスは難聴です。
みなさんは難聴をこ存知ですか？
どういった症状や苦労があるかご存知ですか？
難聴とは音が聞こえにくい状態を言います。
簡単に例をあげたいと思います
「し」が「ち」に聞こえたりします。
また、難聴は単なる耳の症状ではなく、生活の質や健康にも影響を与えます。
- ↘ 精神的ストレスや倦怠感の増加
- ↘ 記憶力の低下
- ↘ 集中力の低下
- ↘ 精神衛生の悪化
- ↘ 引きこもり
- ↘ うつ症状
このように肉体的、精神的、心理的影響が生じる事も有り得るんです。
たとえ軽度の難聴者であったとしても、周りの人が何を話しているのかに気付き、理解するだけでも非常に労力を使います。
聞いていたことを記憶に残すことから脳の機能をそらすことになります。
難聴がこんな大変な症状がある事を知らなかった方もいると思います。
自分自身のコンプレックスを調べて理解する事も大切ですが、相手のコンプレックスを理解する事も大切な事だと思います。
自分を相手にオープンにする事も大切なコミュニケーションの１つですよね。
旅での出会い
難聴は僕にとって海外に旅に出るにあたって、なかなかあと一歩を踏み出せない大きな原因であり障壁でした。
海外に行ったら言葉が聞き取れないんじゃないか。
怖い
この二文字が僕の足をずっと掴んで離さなかったんです。
なので、日本語が通じる日本人の友達を作ろうと思っていました。
ただでさえ言葉が聞き取りにくいのに、外国人の友達を作って日本語以外の言葉でコミュニケーションを取るなんて無理だって思っていたんです。
そう思いながら旅をスタートした僕を待っていたのは…
アルゼンチン人の家族との出会いでした。
朝の挨拶はこんな感じです
夫婦『 Good morning my son』
僕『 Good morning father and mother』
彼らは僕を息子と呼び、僕は彼らをお父さん、お母さんと呼ぶ。
言葉が通じないから無理だ、難聴の僕には無理だって思っていた僕に新しい家族、しかも外国人の家族ができました。
お茶を飲んだりお互いの国について話したり。
ちなみに僕はスペイン語なんて話せません。
英語も全く話せません。
片言の英語でどうにか頑張ってました。
それなのになぜ、家族になれたのか不思議ですよね。
それは単純な方法でした。
積極的に話しかける。
たったそれだけです。
そして聞き取り辛かったら耳を指差しButって言ったら、みんなゆっくり話してくれたり紙に書いてくれました。
この温かさに難聴を抱えてる僕は、他の人の何倍も何10倍も感動していました。
またある人は
『あなたはありのままの姿でいなさい。
装う必要もないわ。そのままのあなたが素敵だよ』
そしてまたある人は
『耳が悪いことは決して良いことでは無いけれどもそれに変わる良さがあなたにはきっとあるはずだ！』
とても強く、とても温かい言葉で背中を押されました。
みなさんもグッとくる言葉は体に沁みますよね。
そんな言葉をかけてもらうと元気が出ますよね。
人々との出会い、そして優しさにより不安だらけだった僕の一人旅は、素晴らしい経験ばかりの旅へと変わっていきました。
そして、 海外に来たのだからせっかくなら海外の人と話してみたいという気持ちがどんどん湧いてきました。
“言葉が通じないから、耳が聞こえにくいから、そんな事は旅をする上で問題じゃないんだ”
“自分から話しかける事で、その国の人たちの良さや温かさや穴場スポットがわかるかもしれない”
海外での人との交流は、僕のコンプレックスを克服させてくれる、素晴らしい薬だったのかもしれません。
コンプレックスへの捉え方
みなさんにもコンプレックスを抱えてる方はいると思います。
僕もあります。
周りの人に話したり家族に仲間に話して楽になったり理解してもらえた人もいると思います。
それとは裏腹に、過去に酷い言葉を浴びさせられた辛い思いや2度と忘れる事のできない体験をした方もいると思います。
その時
“なぜ、よりによって僕なんだ。私なんだ。他の人でいいじゃないか”
と思い他人を恨んだり憎んだり
『お前じゃ無理だ。諦めろ。身の程知らず』
といった罵声を浴びさせられて落ち込んだり
それが原因で自分の殻に籠ってしまった人もいるかもしれません。
そんな人が周りにいるかもしれません。
それを原因に、いつまでも新しい事への一歩を踏み出さない事がもったいないと思います。
世の中には、失敗を恐れ新しい事に、やりたい事を断念する人はたくさんいます。
言い訳を並べる事は簡単です。
しかし、人はこの世に生を受けた時から様々な困難や試練を乗り越えていくよう定められてます。
それは例え難聴ではなくても。
人はどう生まれたかではなく
どれだけ価値のある人間になれるか。
という事が大切だと思います。
そして、逞しく生きること。可能性を広げること。
そのために苦痛を伴うこともあります。
しかし、僕は決して負けません。
困難な壁が立ちはだかっても僕は挑戦し続ける人でありたいです。
これからも僕は前に進んでいきます
僕の中でのコンプレックスへの考え方を変えさせてくれた旅。
旅には自分自身を見つめ直す時間があります。
旅を通して自分の事を知る事もできます。
旅中に新しい出会いもあります。
旅は心を豊かにします。
旅がターニングポイントになるキッカケがあるかもしれません。
旅で知り合った海外の友達もできます。
つまり魅力で溢れています。
みなさんにも知って頂きたい言葉があります。
ボブ・マーリー さんの言葉です。
「自分の生きる人生を愛せ、自分の愛する人生を生きろ」
こんな生き方をしたいと思った方もいると思います。
人生は1度きりです。
旅は、僕に多くの大切な事を気づかせてくれました。
人生は自分で選択し、可能性を広げていくものだと。
僕の番は終わりました。
次はあなたの番です。
重い鉛が付いた足を一歩前に踏み出してみてはどうですか。
1人旅が怖いのであれば僕が春に参加をして本当に良かったと思えた
タビイクをお勧めします。
今年の夏は9つのプランがあります。
学生でも気軽に行ける東南アジアをはじめ、ヨーロッパ、アフリカまであります。
タビイクはただグループで楽しく旅をするだけではなく、夢を持つ事の大切さ。
一歩を踏み出す勇気を持つ大切さ。
旅の知識以外でも今後の人生において大切なヒントを得ることができます。
帰国後に、新しい事にチャレンジするきっかけにもなります。
今年の夏、コンプレックスをぶち壊して
一歩踏み出してみてはどうですか？
僕は旅でたくさんの人と関わりました。
そして出国する前と帰国後の今で大きく変わったことは
取りまく環境が変わる。
大切な仲間ができる。
自分の好きな事を見つけれた。
自分自身の良さも見つけれた。
ぜひ、みなさんも旅に出てそれを実感してみてください。
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