さっそくですが、あなたは海外に行ったことはありますか?
僕は今年の2月に海外デビューをしました。
日本での生活が一定化しつつありただ虚しく過ぎていく生活に飽き、何かしらの刺激を求めた結果の行動でした。
行った国は微笑みの国タイ。
初めての海外にワクワクが止まらない僕に待っていたのは日本とタイの文化の違いでした。
タイの文化に接したとき僕はすごい衝撃を受けました。
カルチャーショック
を受けたのです。
この言葉を聞いたことない人は少ないと思います。
僕が初海外で受けたカルチャーショックを選びに選んで5つだけですが、紹介したいと思います。
- 1)タイのフードコートではお金使えない!?
- 2)お客さんより文明の利器
- 3)世界一慕われていた国王
- 4)性の多様化
- 5)タイのトイレ事情
- 最後に)次はあなたがカルチャーショックを楽しんできてください。
1)タイのフードコートではお金使えない!?
フードコートに行き、料理を注文しようとしたらなんとお店の人に拒まれてしまいました。
???????
なぜ客である僕が拒まれるのか、もう理解が全くできませんでした。
“タイ語が話せないと注文できないのかなぁ”なんてくだらないことを思い、諦めてフードコートの出入り口に向かっているとき僕は衝撃的な光景を目撃してしまいました!
フードコートに来た人がカウンターの女性にお金を渡してチケットみたいなものをもらっているじゃないですか!!
なんと来る人来る人みんな、カウンターに行ってチケットを受け取り、そのままお店の方へ向かって行くのです。
ここでやっと僕は気づきました。
タイのフードコートでは現金は直接使えないということを...
そうと分かればハラペコな僕はダッシュでカウンターに向かい、お金とチケットを交換しました。
そして先ほど拒まれたお店に行き、緊張しながら注文してみたら…
お店の人が笑顔で注文を取ってくれたのです!
タイ語が話せなくてもご飯が食べれるのです!
正直カウンターを介せずお店で支払いをした方が楽だなって思ってしまう日本式フードコートに慣れた僕ですが、タイ式フードコートもなかなかおもしろいと感じました。
2)お客さんより文明の利器
タイのマーケットは品ぞろえが良いお店がたくさんあります。
それはもう1日では見きれないほどの数です。もう星の数ぐらいなんです。
日本でお店の前を歩いていると「いらっしゃいませ~」や「こんにちは~」などの言葉が聞こえてきてもおかしくないですよね。
でもこのマーケットはそんな言葉の類は聞こえてきません。
なんでだろう…?
気になったのでお店のほうに目を向けると
なんと店員さんがスマートフォンとにらめっこしていました!!
お客の僕が目の前にいるのにですよ!?
日本でそんなことやったら客なんて来るどころか去っていきますよね。
でもなぜか僕は“すごいなぁ、これがタイという国なんだなぁ”となぜか納得してしまいました。
3)世界一慕われていた国王
昨年の10月にタイ国王であったラーマ9世が崩御されました。
70年間もの間、国王という座に就き続け国民から絶大的な人気を得ていたようです。
国王が崩御されたことでタイ政府は1年間の服喪をすることを発表し、国民には娯楽的な活動を30日間自粛するよう求めたのです。
ここまで聞いただけでは“1国家の主が亡くなったのだからそれぐらいは当たり前でしょ”と思う方は多いと思います。
でも、タイ国民は違うんです。
弔意を示すために黒または白の衣服を着用することはもちろん、亡くなられた国王に哀悼の意を示すためにたくさんの時間をかけて王宮に赴くのです。
僕がタイに行ったのは2月の下旬でした。
国王が崩御されてから4ヶ月は経っていましたが、バンコク市内や王宮付近には黒服を着たタイ人が大勢見受けられました。
どれぐらい多いかというと、満員バスで観光客以外全員が黒服であるというほどの多さです。
ほぼ全国民が王宮に行って哀悼の意を示していると言っても過言ではないと思います。
すごいですよね。ほぼ全国民ですよ。
日本で例えると、北は北海道、南は沖縄で暮らしている住民の方の大半が、首都東京にまでやってきて弔意を示しているんです。
亡くなられてもこんなに多くの人に影響を与えられるなんて生前の国王の人望の厚さがうかがえますね。
4)性の多様化
タイは性別の分類がとても細分化されており、その数はなんと18種類もあると言われているようです。
そう、タイは日本を超えるLGBT先進国であるのです!!
なので、タイ人の多くは性に関してとてもオープンなようです。
僕が泊まったゲストハウスの受付嬢も外見は男性でしたが、振る舞いは女性でした。
身体は少しゴツい感じでしたが、何とも言えぬ立ち振舞いが脳に色濃く残っています。
電車に乗っていても、屋台でご飯を食べていても、元男性や元女性の方かなぁと思う人によく出会います。
タイでは日常の光景になっているんです。
ニューハーフの方のショーも毎日賑わっているようですしね!
多種多様な性を認め合える、とても素晴らしいカルチャーショックでした。
5)タイのトイレ事情
僕は小さいころからお腹が弱いので何かあればすぐトイレに駆け込んでしまいます。
タイは環境も食文化も日本とは全く異なるので、そのことで少し不安でした。
でもタイにあるコンビニエンスストア・セブンイレブンの存在が僕のちっぽけな不安をかき消してくれました。
残念ながら、僕の考えはとても甘かった…
トイレを借りようとセブンイレブンに行ったんですが、なんと店内にトイレが見当たらない!
大ピンチ!!!
すぐにお店を出てトイレの看板を探しました。
少し街中を歩くことで見つかりましたが、なんと使用料として5バーツ 取られました…
しかし、1番驚いたのはコンビニにトイレがないことでも使用料がかかることでもありません。
1番驚いたこと、それは、
紙が流せないことです!
そして、紙も常備されているとは限らないのです!!
(タイを旅する際はトイレットペーパーを持ち歩くことをお勧めします)
日本のトイレってすごいなぁと痛感しました。
帰国後、心の底からコンビニのトイレに感謝したというのはここだけの話でお願いします。
最後に)次はあなたがカルチャーショックを楽しんできてください。
以上、僕が訪れたタイで受けたカルチャーショック5選です。
日本では当たり前だと思っていることが当たり前でないという現実。
すごく新鮮で「海外に来ているんだ」という実感が湧いた瞬間でした。
そして、僕は初めての海外でたくさんのカルチャーショックを受け日本のすごさや海外のおもしろさを感じることができました。
カルチャーショックのおかげでこれまでには考えなかったようなことも考えることができるようになりました。
カルチャーショックはいい刺激があり楽しめて、しかも海外でしか味わうことができないので、どんどん海外に行ってカルチャーショックを受けたらいいと思います。
1人で海外に行くのが不安という人はタビイクという企画があるのでそれに参加して海外に行けば不安は解消されます。
しかも、ただ1人で海外に行ってカルチャーショックを受けるよりはタビイクで出会える素敵な仲間と一緒に受けた方がもっとおもしろい経験になるはずです。
実際に僕もその企画に参加した1人で、そのときに受けたカルチャーショックをこうしてみなさんに伝える経験ができています。
ぜひ、タビイクに参加してたくさんのカルチャーショックと出会いましょう!!
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