こんばんわ!!
たまにちょっと旅をしています。
はっちと言います(^ ^)
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今日はあたしが初めて海外へ旅しに行った時に起こった出会いとハプニングについてお話ししたいと思います。
やっぱり海外旅と聞くと連想されるのは日本では見られないような絶景や、見たことないゲテモノ料理。
ですが!一番憧れるのはコレじゃないでしょうか。
「出会い」
あたしは不安でいっぱいだった初海外。
この出会いというものに不安をなくしてもらったと言っても過言じゃありませんでした。
そしてこの出会いというのは同時にハプニングを招きます。
いや、逆ですね。
ハプニングが出会いを呼ぶのです。
実際にあたしが体験した、ハプニングが呼んだ出会いの話。
3つほどお付き合いください( ´ ▽ ` )
1)入国審査が通らない
初海外。初一人旅。
この日あたしが降り立ったのはタイのドンムアン空港でした。
初めて日本を出国してドキドキのまま無事飛行機がタイに到着。
ローマ字表記の誘導指示を必死で追って、あっという間に入国ゲートに着きました。
そこで早速起こったのです。
あの悲劇とも言えるハプニングが。
このせいで今でもあたしは出入国が恐怖です。
入国ゲートに着くとそこには激混みの日のディズニーのワールドバザールより沢山人がいました。(とても分かりにくい)
とにかくゲート前が大変なことになってたんです。
この日はドイツ人のツアーが何個か来ていたみたいで満員電車の中のような感じのまま1時間半ほどここで列に並ばされました。
としてやっとこさ自分の番が来て、入国審査台にパスポートを差し出すと奥にいたお兄さんはそれをちらっと見ただけで触れることなく無言で目線を下に戻してしまいました。
おかしいなと思ったあたしは下手くそだけど一言。
「excuse me!」
むすっとした顔がこっちに向くと同時に、パチって何かが閉まる音がしたんです。
なんと…
入国審査するそのタイ人のお兄さんは携帯ゲームをしていたんです。
日本ではありえなーーーーーーい!!!
仕事しろやーーーーーー!!!
って思いながら不満なんて英語で言えないのでそのままあたしはもう一度パスポートを差し出しました。
すると入国カードを見てお兄さんが一言。
「where do you stay?(どこに泊まるの?)」
あたしはタイについてから現地でゲストハウスを探そうと思ってたので、泊まる場所を決めてなかったんです。
でも、またです。
あたしはこの状況を英語で説明できなかったんですね。
コマッタ…
だから下手くそな英語で「No!Guest house!決まってない!still!!」みたいな感じで連呼しました。
こりゃ通じねぇわ、って思うんですけど人って焦るとなるんですよ。
出川イングリッシュみたいに。
もちろんお兄さんは頭にはてなマークを乗せて、また不機嫌そうな声で一言。
「Returns flight number?(復路便の番号は?)」
災難に畳み掛けるのが災難。
あたしは復路便の航空券もまだ取っていなかったため、ここも「No ticket!!」で対応笑
するとお兄さんは呆れたような顔でため息をついて黙ってしまいました。
この時点でもう5分は経ってる、、、もう入国出来ないんじゃないかとあたしが泣きそうになっていたその時です。
「ダイジョウブデスカ??」
左から聞こえて来たそのぎこちない日本語はもはや神の囁きでした。
「ワタシ、ニホンゴモ、エイゴモワカル。チュウゴクジン。
ツウヤクデキル、オシエテ。」
20代くらいの若い男性でした。
あたしは目に涙をこらえたまま必死に今の状況を彼に説明すると、彼はニコッと笑ってサラーッと英語で翻訳してくれたんです!!
ラッキー!
苦い顔していたお兄さんもこれには頷いてあたしは入国することが出来ました。
入国後すぐさまさっきの中国人の彼に全力で頭を下げてお礼を言いました。
「タイ、タビ、タノシンデネ。」
彼はそう言って去って行きました。
今思えばあたしの初旅の最初の出会いはコレでした。
彼がいなかったら、あたし1人じゃ入国すら出来なかった。
怖かったのと、感謝の気持ちと。
胸がいっぱいになって入国後パスポートを握りしめて1人で泣きながら換金所に向かったのを覚えています。
でも!!
いつもこんなに優しい人が周りにいるわけじゃないですよね?
タイは正直街中とかなら出川イングリッシュでもやっていけます。
でもやっぱりこういうちゃんとした場所ではちゃんとした英語が必要なんですよね。
だから!!あたしみたいな状況になった時、必要なんです。
英語が。
ちなみに英語が苦手なあたしが英語を勉強するときに気をつけていることは、
英語を日本語に訳さない事。
英語は英語として聞いてみる事。
中学生くらいまでの単語力があれば、確実に聞けるようになります。
そして、それを自分で応用できるようになれば、いつの間にか話せるようになってるんです。
騙されたと思ってチャレンジして見てくださいね!
英語が喋れるようになれば、海外や日本、どこにいても誰かを助け、そして出会いことが出来ますよ♪
2)8割信じて2割を疑う
海外を旅するようになって一番変わったことは道端で人に何か聞くことに抵抗がなくなったことです。
でも流石外国。
誰を信じたらいいのかわからなーーーーい!!!
あたしはヒッチハイクも良くするんですが、結局こういう旅をしているとき、人に助けてもらおうとしたら、まずは信じなければいけないんですね。
あたしの勝手な見解ですが、とりあえず8割は信じていいと思います。
その代わり…
残りの2割は全力で疑ってください。
シンジナイゾ…2ワリハシンジナイゾ…
道を聞くにも何をするにも多少の下調べをして教えてくれた人がまったく違うことを言ってないか全力で考え続けてください。
あたしがタイで経験したのはとてもバンコク旅ではとてもあるあるな誘導商法でした。
旅人の聖地カオサンロードからバンコクの主駅に向かおうとするとまずバスでファラポーン駅に行かなきゃいけないんですね。
バンコク駅はそこから歩いて15分もしないところにあります。
まずバスを降りると胡散臭そうなタイ人が数名。
完全に観光客を狙っています。
あたしがキョロキョロしながらガイドブックを出すと、、、、きたっ!!
前にいた優しそうなおじさんが、
「バンコク駅に行きたいんだろ??俺のトゥクトゥクに乗れよ!!!」
白馬の王子さまが送ってやるぜバリの笑顔で言われましたが拒否。
ダンコキョヒダ
次に来たのは気さくそうなおじさん。
この人はあたしの手を引いてこっちこっちと言って横にあった地下鉄の切符売り場まで連れて行きこれに乗るといいよ!と言いました。
とりあえず指差す駅の表記はバンコクだし、staffって書いてあるTシャツ来てるし買おうかなと思ったその時。
ふと目に入った看板に書いてあったのはバンコクの文字と、あたしのいる方とは逆を指す矢印でした。
どっちだ。
考えていると反対側から新しいおじちゃんにこっちこっちと手招きされて近寄ってみると、、、。
矢印の書いてある看板をいくつか指差しながら今までで一番まともな案内をしてくれました。
だけど、あれ?
途中で知らないおじちゃん、おねぇさん、おばさんとなぜかたらい回しにされていることに気づきました。
なんだかんだでバンコク駅には確かについたんです。
着いたんですけど、そこに待っていたおばちゃん。
日本語がうまい、、、これが困った。
必死にタクシーツアーへと誘導してくるではないか( ;∀;)
バンコクからの鉄道の料金表を見せてくれたり色々しながら本当に上手に言いくるめてくるんです。
30,40分セールスされてあたしもタクシーの方がいいかな、、、と思ったその時。
2割の疑いセンサー発動。
あたしはおばちゃんにちょっと待っててと伝え、駅構内の時刻表と料金表を見に行きました。
すると...
おばちゃんが見せてくれたものと全然違う!!
そうなんです。
おばちゃんが持ってたのは偽物。
本当は全然私鉄に乗った方が安いんですね。
ちなみにこの日あたしが向かっていたのはアユタヤでタクシーツアーでは1000B。
ですがなんと私鉄でいけば20Bでいけちゃうんです。
そしてこの誘導商法、聞くとかなりたくさんの日本人が騙されてます。
海外で人に何か聞くのは新しい出会いもあるし、人の温かさや面白さも知れるすごく素晴らしいことです。
いろんな人を信じてください。
だけど、本当に何かありそうな時、多額なボッタクリにあいそうな時。
自分を守るのは自分です。
2割
ほんの少しでいいから全力で疑ってください。
周りの情報や前持った知識はとても大切なんです。
3)ここじゃない!!ナイトマーケット
タイで有名なナイトマーケット。
この日あたしはせっかくタイにきたんだしっていうことで時間もなかったしカオサンのゲストハウス周辺でトゥクトゥクを拾ってナイトマーケットに向かいました。
カイモノタノシミ!
行きは「ナイトマーケット」
それだけ言ったら簡単に連れていってもらえたんです。
到着すると激安な食べ物や雑貨がズラリ。
軽く1時間くらいフラフラ見て回っているとなんだか喉が渇いてきました。
お。
ちょうどいいところにジュース屋さん♩
これが彼との出会いでした。
あたしが足を止めたジュース屋さんにはニコニコしたいかにもいい人そうなおいちゃんが1人。
彼はあたしが手前の茶色いジュースを指差して「コーヒー?」と聞くと満面の笑みで「Coffee!!!!」
それからミルク、ストロベリー、メロン、ココナッツ、、、、とフレイバー当てゲームをして最後にハイタッチ!!!
彼はあたしに名前を聞きました。
あたしが「はっち!」と答えると「Bom!!」と返してくれました。
ボムはmy friend Yeah!と言ってあたしに飲み物を渡すと、ちょっと安くしてくれました。
いい出会いでお腹と胸がいっぱいになったあたしはそろそろ帰ることにしたんですね。
するとハプニング発生。
トゥクトゥクがいなくてタクシーを拾ったらなんとタクシーの運ちゃん英語が通じなーい( ;∀;)
コマッタ…
30分くらいおきまりの出川イングリッシュで頑張りましたが、成果なし。
周りにいた運ちゃんも5人くらいよってきてみんなで頑張って理解しようとしてくれたがだめでした。
時間的にバスも出てないし歩くのには遠すぎるしもう帰れないと思っていたその時。
ちょっと遠方から「Hacchi---!!!」って声が聞こえて見てみると両手を振って走ってボムが走ってきたのではないか!!
「ボム!!何してるの?!」と聞くと彼はタバコを吸いにタクシー乗り場近くの喫煙所に来てたらしく、ここで困ってるあたしを見つけたから走って来たんだそう。
あたしは嬉しくて嬉しくて、涙が止まらなくなって思わずボムに抱きつきました。
ボムは通訳してあげるから言ってみなと言って、タイ語で通訳してくれたのです。
運ちゃんもなるほど!って顔
あたしは無事カオサンに帰ることができました。
この奇跡的で最高なボムとの出会いはきっと一生忘れられないと思います。
実はあたし、このタクシーで言葉が通じないパターンのハプニング。
のちに行った台湾でもやらかしててその時学んだのが筆談。
タクシーの英語が通じないタクシーの運ちゃんには筆談を使いましょう。
ほぼ確実に目的地に連れて行ってもらえます。
結論)初海外はハプニングだらけ。助けてくれるのは出会いと仲間です
実はあたしこの初海外のタイ。
一人旅とは言えど、一人旅の育成企画タビイクという企画内に参加して行ったんですね。
あたしの経験したハプニングは現地の人やその他の観光客に助けられることが多かったのですが、同じ参加日の大切な仲間もたくさんの助けてくれました。
そこでみんなが教えてくれたことがあったからこそ今あたしは一人旅ができています。
旅の出会いや仲間は一瞬かもしれないけど、絶対に忘れない。
あたしはこれから旅に出たいと考えてる人にこの感覚を味わって欲しいです。
迷ってるなら今。
一歩踏み出してみてください。
海の外の世界に。
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