衝撃的なニュースが流れてきました。
バルセロナでテロ、歩道に車突入 13人死亡100人けが
しかもISが犯行声明を出しているという話です。
トマティーナに行く予定の方、充分注意してください。
事件の詳細
スペイン・バルセロナの観光地で現地時間17日午後、1台のバンが歩行者を次々とはね、これまでに13人が死亡、少なくとも100人がけがをしました。
(被害者は時間が経つにつれ増加しています)
犯人2名を逮捕したという事ですが、直接の犯人ではないという話も出ています。
犯人との銃撃戦で犯人のうち一人は死亡しているようです。
直接の実行犯らしき一名は現在も逃走中という事です。
事件が起こった場所
事件はランブラス通りで起こったようです。
地図でいうとこの辺り。
ランブラス通りは僕も訪れた事がありますが、バルセロナで最も観光客が集まるショッピングストリートと言える場所です。
レストランや土産物屋が数多く立ち並び、レストランにはテラスなどもあります。
歩道に車が突っ込んできたと書いているので、テラス席などは非常に危険だったかもしれません。
ISが犯行声明を出した
事件が起こった数時間後、IS(イスラム国)が犯行声明を出しました。
headlines.yahoo.co.jp犯人はイスラム国の兵士という事ですが、詳細はまだ不明。
トマティーナへ行く方要注意
スペインは今から日本人の方が大勢集まってくる季節になります。
8月30日、ブニョールという町でトマティーナという年に一度のお祭りがあるからです。
日本人の参加人数は調べによると世界第2位だそうです。
(地元スペインの人さえあまり知らないお祭りですが、世界一周をしている方は大勢参加する有名な祭です)
トマティーナへいく際の拠点はバレンシアにしている方が大半だと思いますが、多くの方がバルセロナを訪れると思います。
いつ、どこで起きるかわからないテロですがパリやロンドン同様、人が集まりやすい場所で起きる事が多いように思います。
警戒していても起きてしまうものではありますが、充分注意していただきたいです。
テロに巻き込まれないため、また巻き込まれた場合
人が大勢集まる場所に長時間いない
観光地に長くいたいというのもありますが、極力同じ場所に長時間滞在しないようにした方が良いかもしれません。
人が簡単に入れる場所に長時間いない
自動ドアで簡単に誰でも入ってこれる場所、ホテルのフロントなどに長時間いないようにする事も大切です。
銃撃戦はとにかく伏せる
万が一銃撃戦が起きた場合、とにかく伏せた方が良いです。立ち上がって逃げたりすると流れ弾に当たってしまう事なども考えられます。
逃げ道を常に意識する
建物の中などで巻き込まれた場合を想定し、逃げ道を常に確認しておく事も大切です。
安全にトマティーナを楽しんでください
トマティーナを楽しみにしている旅人の方も大勢いらっしゃると思います。
夏のメインイベントとして位置付けている方もきっとたくさんいるでしょうし。
友達同士で参加する方が大半だと思いますが、どうしても気持ちが緩んでしまいます。
僕が2013年に参加した時も、大勢の日本人旅人と一緒に行動をしており、僕も友人も油断をしていたのか、僕は朝から強盗にあいかけ、友人は食事中にiPhoneをすられるという事もありました。
気持ちが緩みがちになると、どうしてもトラブルに対する察知能力が低下してしまいます。
友人と一緒にいる時だからこそ、いつもよりも気を引き締めて旅を楽しんでいただきたいと思います。