初めまして!
世界の皆さんおはよう、こんにちは、こんばんは!
タビイク学生支部のSakuraです。
私は昨年の夏、″タビイク″というなんとも怪しい企画に参加してみました。
そしたら…
次から次へと
私の価値観が
ぶち壊されていった!!!
そんな訳のわからん話を皆さんにお伝えしたいと思います......。
本当に固定概念とか消え失せた。
是非、“タビイク”に参加したおかげで価値観ぶっ壊された、私の話を聞いてやってください。
一人旅に出たい、ただそれだけ
“海外に一人で行きたい。一人旅がしたい”
ただの憧れでした。
でっかいバックパックを背負って世界をさすらう。
なんてイカしてるんだっ!!!!
しかし、親の反対が大きな壁。
『女の子なんだから1人は危ない』
女性は周りの人からよく言われる言葉だと思う。
そんな時にTwitterで目にした、タビイクの4文字。
旅人育成企画。
当時の私に持ってこいの企画だった。
1人旅に不安を抱えている人同士が、1週間を共にする。
そうして1人旅への準備をしていく企画だという。
そこまで深く考えずに、親への交渉手段としてタビイクを選んだ。
母 「初めてが1人じゃなければいいよ」
母のお許しゲットー!!!!
その場ですぐに申し込んだ。
申し込んだ次の日から、もうワックワク!
念願の1人旅が実現しようとしている!!
何しよう、何食べよう、何見よう!!!!
もう毎日妄想だらけ!!!
この時私は重要なことを忘れていたのだった…
空港で初めまして!?
集合日2週間前。
タビイクのLINEグループに招待された。
その時に気付いた。
このグループに入ってる人達と2週間後に
タイの空港で初めましてするんだ。
うん???
タイの空港で初めまして!?
そう、忘れていたのはこのこと。
冷静に考えて、空港で初めましてってやばくないか?
2週間前にして、突然不安が押し寄せてきた。
どんな人達がくるんだろうか。
そもそもだけど…
海外の空港で初めましてってなんなんだ!!!!
そんな思いを持ちつつも、もう申し込みは終わっている。
私は行くしかない。
そう、これは私が決めた事なのだから。
不安な気持ちを持ちつつも、時間は流れいよいよタイに到着する時がやってきた。
スワンナプーム空港に到着した私...。
不安と期待が入り混じりつつ、集合場所に向かってみる。
あ、あそこにスケッチブック持ってる人が!!!!
私『あの、タビイクの方ですか...?』
みかぽん『そうやでー!初めまして!さくらちゃん?』
私『そうです!初めまして!』
なつ『初めましてー!』
なんだこの不思議な感じ!
ここタイの空港だよね?
タイの空港っていう感じがまったくないんですけど。
うそでしょ。
私まだ日本にいるんじゃないの?
そこから続々と同じ集合日の人達が集まってきた。
その都度交わす挨拶の言葉
初めまして!
この言葉を短時間で何回言っただろうか。
タビイクスタッフも到着し、自己紹介の始まり。
東は北海道、西は広島といった全国各地から集結した12人とタビイクスタッフ1人。
年齢は18歳から23歳。
出会って数時間とは思えないこの一体感。
いやいや、あなたたち…
数時間前まで全員赤の他人だったでしょ!!!!
自己紹介を終えた後、
タビイクスタッフ『あ、年齢関係なしに敬語使うの禁止ね( ^ω^ )』
ははっ...。
空港で初めましての上に、全員タメ口。
フランクすぎじゃないのか!?!?
人生初の空港泊。
聞きました?空港泊です。
まさか冷たいタイルの上で寝るだなんて…
そんなの日本じゃ絶対にやらない!
初日から、意味のわからないことの連続。
日本の当たり前はここじゃ通用しないらしい。
でもそれが凄く新鮮で、心なしか…
ワクワクしていた自分がそこにはいた。
日常が非日常に、非日常が日常に
みんなでカオサンに移動、3人旅、2人旅。
自力で宿を取り、
行きたい場所に向かい、
食べたいものを食べる。
夜は、みんなで集まり旅の話をシェア。
とにかく笑いしかない!!!!
数日前に初めましてっていう事実が受け入れられない。
そのくらい距離が縮まる。
本当に驚くほどのスピードでお互いが昔から知り合いだったんじゃないかって思うほどに、その人を自分の仲間だって思えるようになる。
会話の中で印象的だったこと。
日本と海外の違いについて。
トイレにトイレットペーパーがないのは当たり前。
万が一トイレットペーパーがあっても流しちゃダメ。
シャワーが水しか出ないなんてざらにある。
良い意味でも悪い意味でも強引。
親切な人がとても多い。
タイに来てから、まだ数十時間。
今までの日常が非日常と化す。
非日常が日常と化す。
旅って面白い。旅って楽しい。
純粋にそう思えた。
かけがえのない仲間達
時間が経つのはあっという間。
残すところは、島旅のみ。
とにかくここでは皆で思い出作り。
海で遊んだり、
みんなで恋バナしたり、
それぞれ過去のことを話したり。
夜に全員でテーブルを囲い夢の話をした。
順番にスケッチブックに夢を書いて発表する。
自分の夢って、今まで人前で深く話したことがなかった。
胸を張って、大きな声で語った。
そしたら、メンバーの空が泣き始めた。
『この前出会ったばっかなのに、こんなに熱く語れるのってすごいよな。
あ、これ、涙じゃないで。タイが暑すぎて汗かいてしもーてん』
そんな空の姿を見て、自分も涙が止まらなくなった。
ここまでの数日が濃すぎて、メンバーのことを好きになりすぎて。
徐々に別れが近づいてきていることが寂しくて。
数ヶ月前は思いもしなかった。
ただの親への交渉手段でしかなかったタビイク。
こんなにも大切でかけがえのない仲間達に出逢うことになるなんて。
また世界のどこかで会おう
別れの時。
解散日はあるものの、出発時間はバラバラ。
順々に皆を見送っていく。
泣きながら見送る者。
笑顔で見送る者。
様々だけど、私たちの合言葉はこれ。
また世界のどこかで会おう
その言葉を胸に、それぞれが本当の1人旅を始めて行くのだった。
1人旅って本当は1人じゃない
こうして、自分も念願の1人旅がスタートした。
帰国までの残り1週間。
バンコクを出て、チェンマイとパーイヘ向かった。
バスで移動中、ふと孤独感が自分を襲ってきた。
昨日までは皆とずっと一緒に行動を共にしていた。
笑いながらアホみたいな話をして。
そのギャップに追いつけなかった。
寂しくなって、バスの中で号泣してしまった。
“あれ、1人旅ってこんなに寂しいものなの?”
思い描いてた旅と全然違うじゃん。
それとも自分に1人旅が向いてないのかも。
そんなことを考えながら、パーイに到着。
ずっと行きたかったパーイキャニオンへ向かうことにした。
そこには壮大な景色が広がっていた。
その景色をただただ1人で見つめ、また皆のことを思い出す。
ボケーっとしていると、隣に1人の外国人男性が。
『Where are you from?』
と話しかけてきた。
彼の名はTimというらしい。
ドイツ人で、ずっと東南アジアを旅しているのだとか。
私はここで、初めて日本人以外の旅の先輩に出逢った。
拙い英語で旅の話をした。
中学生の英語すらままならない私が、気が付くと1時間近く二人で話をしていた。
Timと話している時間は本当にあっという間で、
1人旅って全然1人じゃないじゃん
と強く思った。
要は気持ちの持ちようで、
この先にどんな出逢いが待っているのか
ってことを考えていれば、ワクワクが止まらなくなるじゃないか!
Timとの出逢いによって、私の旅に対する意識が180°変わった。
Timはタビイクとは別の角度から、私に旅の楽しさを教えてくれた。
本当にTimと出会えた事に感謝をしている。
その後、様々な出逢いと別れがあり無事帰国した。
世界ってまだまだ広いんだ
帰国してから、物事の考え方が大きく変わった。
そして多くのこと学んだ。
・日本の常識は海外では非常識だということ
・計画通りになんて人生進まないということ
・重要なのは時間じゃなくて、その時をいかに楽しんだかで決まるということ
そして帰国してから何よりも強く思ったこと。
どれだけ日本のトイレが綺麗なのかということ
この怪しすぎる企画″タビイク″に参加したことによって、
これまでの価値観が、考え方が、完全にぶち壊された。
最高の経験と、最高な出逢い。そして、私の夢を叶えさせてくれた。
″タビイク″
に感謝しかない。
自分がどれだけ小さい人間なのか。
そして、世界はまだまだ広いということを。
この夏もたくさんの旅人が増えますように
今ある貴方の価値観は、そこで終わってしまうべきものじゃないって私は思います。
タビイクに出会って、私のかつて持っていた価値観は良い意味でぶち壊されました。
だから今もこうやってタビイクをたくさんの人に知って欲しくて、活動をしています。
ぜひ、この夏タビイクに参加をして私たちと一緒に旅を楽しみましょう。
ホームページを見て、ワクワクしたらもう出発するしかないです。
タビイクHPはこちら▶︎http://www.tabiiku.net/
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