どうも、平成最後の夏というフレーズが好きじゃない僕です。
#平成最後の夏 っていうのがなんだか流行ってるらしい。
— 旅丸sho🎒旅する経営者 (@tabimarusho) 2018年7月25日
『なるほど』とは思いつつもなんだかしっくりこないなぁって。
けど、しっくりこない理由に気がついた。
僕は #人生最後の今日 って思いながら生きてるからやった。
おい!平成最後の夏どころの騒ぎじゃねぇ!
人生最後の今日だぞ!
人生最後の今日だぞこんにゃろ!!
そんな訳で #平成最後の夏 の旅の予定を組んだ僕です。
今年の夏はスペインの巡礼路を逆に進むという暴挙に出ます。
もちろん車で。
巡礼路なのに。
生ハムにテンション持っていかれてます。
ZOZOの前澤さんがnoteに興味深い投稿をしてたので朝から穴が開くぐらい見てました。
『この国をどうしたいの?』と聞かれたので考えてみました/前澤友作
『仕事を楽しむ労働者を増やし、労働生産性の高い国にしたい』
めちゃくちゃ重要な事だと思います。
そして、僕が大学を卒業して就職した2003年には個人的にも、そして一般的にもなかった考え方。
最近、こういった考え方の人が増えてきてますよね。
フリーランスとしてお金を稼ぐ事ができるようになった人が増えたり、ベンチャーの起業、個人事業主としての起業へのハードルが低くなってる事で“好きな事を仕事にする”が文化になりつつある。
日本に帰国した際、様々な社会人の方に会う事があります。
色んな方がいますが、仕事を心から楽しんでるなと僕が感じる人は1〜2割程度でしょうか。
楽しんでもないけど、そんなに不満もないっていう人が結構いる感じ。
まぁ、まったく楽しんでないっていう人もそこそこ。
僕は人を雇用する立場で10年間社会人をしてきたんですが
この人は仕事を楽しんでくれてるな
っていう人もいたけど
この人は、仕事をしてるけど楽しんではないな
って人がほとんどだった。
スタッフ全員が仕事を楽しんでいる環境にできていれば。
少数精鋭で売り上げをあげる、最高の店舗にする事ができたと思う。
けど、実際はそんな環境にはできなかった。
大切な事① 会社が変わる
労働者が働く環境を整えるのは会社です。
だから、一番大事なのは会社が変わるという事。
働く環境を、労働者が楽しめるものにできているのか。
現在の労働環境の大半は、楽しめるものになっていないんじゃないかと思ってます。
会社が提供するもの=給料
なんですよね。
労働の対価として給料を支払う。
まぁ、当然の事だと思います。
けど、それだけじゃダメなんだって事を会社は知る必要がある。
会社の売り上げを伸ばすのは、優れたマーケティングでも、イケてる商品でもありません。
そこで働く人たち。
マーケティングを考えるのも、イケてる商品を作るのも全部は人です。
その働く人たちが、仕事を楽しんでやっている事が大切であって、仕事を楽しめる環境を提供できているかが重要。
労働の対価として、楽しんで働く環境を提供しないとダメなんですよ。
環境は自分で作るもの。
確かにそうだ。
でも、現時点でどれだけの会社が“自分で環境を作る”事を容認してくれるのか。
自分で環境を作ろうとすると、上司から怒られたりしませんか。
会社の方針がどーだこーだとか言われませんか。
でも、もともとの原因は“従業員が楽しんで働く環境を会社が提供できていない”というものだというのを忘れてはないのか?
会社側は、もっと意識しないといけない。
自分たちの会社、職場環境は、そこで働く人たちにとって“楽しんで働ける環境かどうか”を。
大切な事② 自分が変わる
昨日、箕輪さんの記事を読んだ感想と似ています。
自分が楽しめる環境で仕事をしていないと、その仕事の労働生産性はあがらないって事です。
『仕事』を『仕事』のようにこなしてるのは、自分にとってもマイナスだし、企業にとってもマイナス。
そしたら変わるしかないんですよね。
自分で今の環境を変える、もしくは違う職場へ変わる。
楽しめる環境で仕事をするのって、本当に楽しいですよ。
僕も今、タビイクを運営するBackpackers Productionで働いていますが、楽しい環境で働けてると心から思います。
楽しい環境で働いてるから、また新しい事にも挑戦しようと思える。
近々、新事業が立ち上がりますので楽しみにしてていただきたいと思います。
Backpackers Producitonのモットーは“頑張らない”です。
仕事なんて頑張ってするようなもんじゃない。
頑張るのは自分が仕事を楽しめるレベルくらいまででいい。
仕事を楽しめなくなるなら、頑張らなくていい。
究極の考え方かもしれないけど、僕らはそんなスタイル。
けれど、結果として楽しんで仕事をしてるので業績は伸びてます。
自分自身が仕事を楽しめるように、環境を変える事。
これがとても大事なんだと思います。
ZOZOを運営するスタートトゥデイを目指そう
最後にこれを読んで、本当にいい会社だなって思ったので紹介したいと思います。
1. 楽しく働きたいので、好きなことを事業の中心においてます。創業時は好きな音楽を売ってました。今は好きな洋服を売ってます。音楽や洋服好きの社員がたくさん集まってきて、社員同士仲良しです。楽しいです。
働いている人が好きな事を事業の中心にするって本当に大切ですね。
うちは旅が好きなメンバーが集まってるので、スタートトゥデイと似ているのでこれはすごくよくわかるし、絶対にこういう組織にすべき。
2. 楽しく働きたいので、なるべく人と違うことをやってます。人が上手くいってるからといって、その人の真似をして同じことをすると、結局は競争になってしまいます。そうなると、楽しむことを忘れ、その人に勝つことが目的になってしまい、本末転倒です。なるべく世の中にはまだない新しい事業をして楽しみたいです。
競争しないって大切ですよね。
僕も前職では競争ばっかりでした。
アパレル企業だったので、あそこの会社よりも売り上げをあげるぞとか、当たり前のように会社全体で言ってたな。
勝つ事が目的じゃなくてよくない?
3. 楽しく働きたいので、社員のボーナスは同額です。なんであいつはあんなにもらってるんだ、とか、あいつより俺のが働いてるし結果も出してる、とか、社員同士が社内で変な競争をしないように、みんなの力を合わせて獲得した余剰利益は、みんなで均等にボーナスとして配分しています。役職関係なく、みんなで等しく分けて楽しんでます。
これ、なかなか理解し難い発想なのかもしれないですが、僕はめっちゃ納得できます。
みんなでわけたらいいんですよ。
その為にはもちろん大切な事があります。
そこで働く全員が、楽しく仕事をしているという事。
楽しく仕事をして、業績をみんなの力であげてるという事。
4. 楽しく働きたいので、短期集中型の短時間労働を推奨してます。自分のチームの仕事が終わったら、定時前に帰ってもよい、6時間労働制を導入しています。早く帰って、家族と過ごしたり、習い事したり、ゆっくりしたり、美味しいもの食べたり、そうした余暇がまた明日の楽しい仕事に繋がります。
本当に全部の会社で実現してもらいたいです。
一日8時間、全力で働かないと終わらないほどの仕事量を会社から託されてるっていうのは、はっきり言って異常なんだと思ってます。
それどころか、残業までやらないと終わらないとか、トチ狂ってる。
そんな環境の中で働かせ続けても、労働生産性なんてあがらない。
この4つの事って、全部そこで働く人にとって良いものだと思うんですよ。
そして結果的に会社としても成長してるなら、会社にとっても良い事です。
楽しんで働く人が増えれば、会社が成長し、豊かな国になる。
こういう状態に、日本も早くなってもらいたいものです。
僕も日本にいる人が仕事を楽しんでする事ができ、労働生産性の高い国になるようにしていきたいと思います。