どうも、鮭トバが好きでたまらない僕です。
鮭トバ開発した人にノーベル平和賞あげたい。
ノーベルじゃないけど。
みなさん、退職した事ってありますか?
あんまりないと思うんですけど、僕が以前勤めていた会社のとある制度の事を小耳に挟んだのでその件について書きたいなと思います。
僕はこんな理由で退職した。
以前ブログでも書いたけれど、僕が世界一周の旅に出ようと思ったきっかけは、簡単に言えば失恋みたいなものです。
けど、決定的な退職の理由は世界一周じゃなかった。
部署移動の面接に落ちたのが決定的なもの。
移動したいなって思っていた部署があり、面接を受けたけれども、会社としては僕ではなく、僕が一切尊敬もできないクソ上司をその部署へ配属させた。
ちなみにその部署はグローバル育成部署みたいな所。
僕は面接を英語、中国語、日本語で実施されました。
ちなみに、僕が一切尊敬できないし、口だけで行動がまったく伴ってないキャリアだけ長いやつで、なんならちょっと軽蔑しちゃってるクソ上司は英語も中国語も話せない。
言語ができるかどうか、それは条件に含まれていなかったのは確かなのでその点は構わないんですが…
だったらなぜ僕は英語と中国語と日本語で面接されたんだ!!!
まぁ、あの時点で僕の方が会社内でのランクは低かった訳だし仕方のない事なのかもしれない。
けれど、正直まったく納得できなかった。
見る目なさすぎだろお前ら!!
けれど、僕はそんな事言わなかった。
僕が言ったのはたった一言。
面接結果を伝えられた電話で一言だけ
『退職します』
と伝えた。
もともと、この異動ができなければ退職する事を決めていたので。
そんな訳で、
僕は行きたい部署への面接に落ちてしまった事を、
自分の事を認めてくれない会社が悪いんだというなんとも勝手な考え方に陥り、
勢いづいて辞めちゃうって言葉を発した事がきっかけで退職しました。
これをなんというか知ってますか?
逃げです。
わーい、逃げちゃったー。
現在の僕はどんな人間か?
僕は現在アイデアだけで生きてます。
会社経営をし、フリーランスとしても働き、ブロガーもやり、最近はまた新しく一つ事業を始めちゃおうなんていう状態。
今では経理も財務も実施するなんていう、どんだけマルチやねんっていうような働き方をしてます。
退職してから身につけたものは非常に多かったように思います。
語学面でも、生き方でも。
とりわけ伸びたのは発想力かもしれません。
世界をあちこち旅する事は、良い事も悪い事も、全てが自分にとって新しい知識になり、刺激になり、自分の中に蓄積されていく訳です。
もちろん日本では考えられないような販売方法をしているマーケットも見てきましたし、商品も見てきました。
そういうもの全てが僕のアイデアの源泉となっていく訳です。
実行するかどうか、それは別としてアイデアとして出てくる事なんてほぼ無限にある。
というか、アイデアを出す事が毎日の自分の仕事と考えてもいいぐらい。
ヒットするものもあれば、まったく刺さらないものもあるけれど。
お金の稼ぎ方にしてもそう。
アイデアを出さなければ、お金を稼ぐ事もできないし、生きていけない。
何かしら新しい方法を常に考え、どうすれば良いマーケティングができるのか考える。
経営ってどうやればいいのか、部下育成ってどうしたらいいのか。
常に新しい方法を考えようとしている。
なので、僕のライフスタイルにおいて発想力っていうのはとても重要なポイント。
そして、前職ではこの発想力を殺されるような仕事の仕方をしていたと思ってる。
マニュアルだらけで何もかもが決められた職場。
本当に大切な事はマニュアルを超えた所にあるとはいいつつも、なんでもかんでもマニュアルマニュアルとなっている環境の中で新しい何かを生み出す事なんて相当な覚悟と発想力が必要。
さらに、いざ新しいアイデアを出したとしても、何かにつけて『No』と言う会社。
そりゃ、磨かれる訳がない。
僕の楽しみであり、生き甲斐ともいえる発想力。
5年以内カムバック制度!?バカなのかこの制度は。
僕の前の職場なんですが、退職後5年以内であれば退職時と同じランクでの再就職を認めるという制度があるようです。
これを聞いてみなさんなんて思いますか? 心の広い会社ですねって思いますか?
僕が思ったのは一つだけでした。
バカなんじゃないか。
一見、すごく優しいように見えるカムバック制度。
しかし、実はこの制度は退職した人の事を考えた制度じゃないと僕は思ってます。
完全に会社都合。
人員不足を解消する為の、ある程度今までお金をかけて育成してきた人材を戻らせる為の会社都合の制度だと思ってます。
もちろん、ありがたい人にとってはありがたいのかもしれないです。
自分で新しい所に転職をして、転職先が自分が期待していたものとは違った場合、また仕事内容のわかってる会社に戻れるんであれば、それを利用する人もいるかもしれません。
ただ、そんな人いるの?
何かしらの思いがあってその会社を退職した訳だと思うんですよね。
それなりの覚悟を持って。
それなのに失敗したからって元の会社に戻って、その人自身は元の会社でどんな存在になるの?
というか、その人が会社に対して提供できるものって何?
人手ですか?
そんで会社が求めてるものって何ですか?
人手ですか?
それならいい。
それならわかるんですよ。
でも僕はそんなただの人手として元の会社に戻るなんて嫌だ。
前の会社の事が結構好きなんですよ僕。
本当に勉強になった事がたくさんあるし、それが今も生きてるんだろうなって思う場面が実際にある。
旅中でも、仕事でも。
けど、人手として戻るなんて嫌だ。
じゃあ、どういう形だったらいいと思うのか?
僕が考える。この方法なら採用試験を受けてみたい。
僕が考えた正解は会社が提示している5年以内なら元の待遇でほぼ無条件で戻ってこれる、というのとは逆。
何かと言うと…
- 退職後戻ってくる人は5年以上他社で活躍した人
- 元の待遇ではなく退職時よりもランクアップした形で戻ってくる
- 現在働いている人達とのブレストを実施
- そのブレストの内容を録画し、それを判断材料とする。
- ブレストの内容は会社に関係のないもの
これが僕が考えた内容。
これがなぜかというと、単純に戻ってくる時に人手としてではなく、超戦力として考えてもらう為。
人手ではなく、超戦力として入社するので前回のランクよりはアップした待遇にするべき。
ブレストに関しては、例えば様々な部署から数人をピックアップして、まったく会社の内容と関係のないテーマで実施をする。
それを、様々な人に見てもらい、誰がどの部署なのか等は発表せずに、ブレストのメンバーの中から上司として持ちたい、一緒に働きたいと思うかを選んでもらう。
(その人達の部署とは関係のない人だけに絞る必要あり)
面接をすればいいという話かもしれないけれど、僕は面接では真のその人の良さは出てこないんじゃないかと思ってる。
それに、面接をする人からしても正しく判断ができない。
今時 『御社の⚪︎⚪︎が好きです』 なんていう言葉で採用する会社なんてないだろうし(あるとしたらバカ)、そんなの面接で確認する事じゃない。
再度志望してきてくれた事で、会社にとってはもはやプラスなんだし。
それなら、この人と一緒に働きたいって思えるような人かどうかを多くの人に判断してもらったほうがいい。
ブレストのテーマをまったく業種違いの事でやればいいんだし。
例えば、
プリン100個で自動車の販売台数をあげる方法
とか
ただのティッシュペーパーに10,000円という価値をつける為には
とか
そこで重要なのは答えを出す事ではなく、
- どれだけ存在感があるか
- どんな発想力があるか
- リーダーシップがあるか
- 魅力ある話し方ができるのかどうか
を見極める事が大切。
そこで判断をしてもらう。
この人と働きたい!
とより多くの人に思われる人を、以前よりも好条件で採用する。
この方法なら僕は受けてみたい。
会社にとっても有益な人が戻ってきてくれると思うんです。
もちろん、もっとブラッシュアップしたらいいものになる。
でも、今頭の中で考えただけでもこの仕組み双方にとってwinwinな気がするんですよ。
僕も前の会社がこの方法採用してくれて、副業オッケーにしてくれるなら、戻って色々やりたいなぁって思う事がたくさんあるんですよね。
そして、戻るからには絶対に力になりたいと思う。
そういう会社の再就職方法とかがあったら面白そうだなぁ。 そんな事を考える午後でした。
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