どうも、社会人生活を10年経験し、結婚を予定していた相手が出張から帰ってきたら家からいなくなっており、もう何がなんだかわからなくなって仕事を辞めた僕です。
今となっては笑い話です。
あの時はこの世が終わったとすら思っていたのに、なんだかすっかり元気になりました。
日本に帰国してから、前の職場の人とも会う事があるんですが、みんな元気そうでホッとしてます。
なかなか激務なお仕事だったので。
(病む人多かったし…)
今は旅する経営者として旅もしながら会社経営をやってる僕なんですが、お金を稼ぐという事に対して価値観がだいぶ変わったんですよね。
今回はそんなお話をしたいと思います。
- 自分の為にお金を稼ぎまくった社会人時代
- 自分にとって必要な分だけ稼げたらよかった旅人時代
- たくさんの人に旅に出てもらいたいと思っている旅する経営者時代
- どれも正解でいいけど、使わないともったいないのは同じ
自分の為にお金を稼ぎまくった社会人時代
新卒で入社して、当時では最年少店長に昇進というなんとも華々しい社会人デビューをしていた僕なんですが、社内での地位が社員から店長に変わる事で一気に給料が増えたわけです。
23歳の若造がアパレルでもらっていい金額じゃなかったと思うし、ボーナスもバブルなんかこれって思うぐらいの金額でした。
毎日のように飲みに行ってたし、休暇になったら年に4回は海外へ行ってたし、なんとなく流行ってるものは買ってたし、一人暮らしなのに3LDKのマンションに住んだりもしました。
とにかく、自分の生活が豊かになる事に対してお金をどんどん使ってたなと今は思います。
海外のアンティークの家具にこだわった時があり、ボーナスが入ったら一気に7つもオーダーしたという意味のわからん時期も。
そうやって自分の欲を満たす為に、必要か必要じゃないかは関係なく、お金を使ってました。
その為には、会社の中での自分の地位をあげて高い給料を得ないといけないって思って、昇進する事に対しても意欲的でした。
自分の為にお金を使うと幸せだから、たくさんお金を稼いで幸せになろう。
これが社会人時代の僕のお金を稼ぐ事に対する考え方。
自分にとって必要な分だけ稼げたらよかった旅人時代
旅をはじめて1年ぐらいは実働に対する給料はなかった為無収入でした。
ブログからの収益もなかったし、ライターの仕事もしてなかったし。
1年が過ぎた頃に、ライターしませんかっていう声がかかるようになって旅をしながら記事を寄稿するっていう形で少額ながら給料を稼げるようになりました。
2年が過ぎた頃に、写真を提供してくれませんか、コラムを書いてくれませんかって声がかかるようになって、今までよりももう少しお金が稼げるようになりました。
3年が過ぎた頃に、講演会をしませんか、タビイクの引率をしませんかって声がかかるようになって、日本に帰っても、旅をしながらでも生活が困らないぐらいになりました。
けど、僕がやりたかったのは旅でした。
お金を稼ぐ必要はなくって、自分の旅が続けれたらそれでよかったんです。
けれど、自分の旅を続けるにもお金は必要。
少なくてもだいたい5万円程度は必要でした。
その分が稼げたら、それ以上は稼ぐ必要もないし、自分の好きなように旅をして生きていようって思ってました。
東南アジアを旅するなら1日1000円くらいあればなんとか生きていけるし、旅で出会った友達の家を泊まり歩けば、全然お金がかからないようにする事もできました。
今はとてもありがたい世の中で、見ず知らずの人をタダで泊めてくれるカウチサーフィンっていう仕組みもありますし。
日本で生活をしているよりも、旅をしている時の方がお金がかからないなんて不思議に思うかもしれないですが、実は今ってそんな時代なんです。
旅の仕方にもよるかもしれませんが、僕のように絶景が見たいから旅をしているというよりは、海外で暮らしを体験しながら旅をしたいと思っている人にとっては非常にありがたい状況が世界には広がってるんです。
自分は旅をするのが幸せだから、旅に必要な分だけ稼いで幸せになろう。
これが旅人時代の僕のお金を稼ぐ事に対する考え。
たくさんの人に旅に出てもらいたいと思っている旅する経営者時代
現在、僕は旅人育成企画タビイクを運営するBackpackers ProductionにCOO兼CFOとしてコミットをしている状態です。
COOとかCFOなんていうものの役割がなんなのか、っていう所から勉強しないといけないぐらい経営者としてはまだまだ半人前。
けれど、そんな僕でも近々ヨーロッパで起業をしちゃおうなんて思っているのが今です。
飲んでる席で出たアイデアをそのまま起業にまで持っていく訳なんで、やる事山積みなのかもしれないんですが、まぁそれも面白いかなと思ってます。
やるからには失敗しないように自分の過去の経営者としての経験をもとに色んな事をしかけていきますし、もし失敗しても失敗したという成功体験だと思うので。
まだまだ、過去に社会人をしていた時ほどの収入には届いてはいませんが、ヨーロッパの起業を成功させ、他の仕事も続けていけば、そのうち以前の収入ぐらいにはなるんじゃないかと思ってます。
けど、僕は日本に住むつもりもないですし、どこかに定住する予定も現在はありません。
将来的には東南アジアのどこかに家でも買って暮らそうと思ってますが、それはその時に考えたらいい事。
結婚をしても、子供ができても、定住する事はきっとないでしょう。
なので、自分にとって必要なお金ってそこまでないんです。
旅をしていた時と同じぐらいのお金が稼げてたら、現在の暮らしは継続できるんで。
という事は、お金が余る。
その余ったお金は、これから旅に出たいなとか海外に行きたいなとか、色んな人に旅に行ってもらいたいなって思って活動をしてくれてる人たちに投資していけたらいいなと思ってます。
回収できなくてもいいし、結果的に世界へ飛び出す若者が増えて、その人たちが今よりも少し広い見識をもてるようになれば、日本も世界も変わるんじゃないかっ思うので、それでいいです。
そもそも、僕に戻してくれなくても次の世代に回してくれたらそれでいいですし。
戻してくれても僕はきっと使い道そんなにないんで。
たくさんの人が世界を見に行けたら幸せな世界になると思うから、僕が稼げる分は稼いで投資しよう。
これが現在の、旅する経営者の僕のお金を稼ぐ事に対する考え。
どれも正解でいいけど、使わないともったいないのは同じ
なんだか、一番最後の現在の僕の考えが殊勝な考え方のように思われるかもしれませんが、僕は正直どの時代もそこそこ幸せだったと思ってます。
それは、どの時代でもお金を余らせるという事はしようと思ってなかったから。
自分が稼いだ分は、さっさと使っちゃおうと思っていたのでどんな時も僕は満足しながら生きてきたんじゃないかと。
将来の事が不安でお金を蓄えてるっていう人もたくさんいると思います。
日本人の貯金好きは世界一だとか、一世帯の平均貯金額は1800万だとか、そんな現在ですから、きっとこのブログを読んでくれてる方にも貯金がすごく好きな人はいると思う。
けど…
そのお金…いつ使うの?
明日死ぬかもしれないし、来年死ぬかもしれない。
そのお金があったら生き延びれるのかもしれないけれど、それはその時にならないとわからない事。
だったら、僕は使った方がいいんじゃないかって思います。
自分の満足の為にでもいいし、自分が使い切れないなら誰かを応援するとかしてあげたらいいと思うんです。
もちろん、実際に僕も結婚資金として貯金してましたので貯金を0にしましょうっていう話じゃなくて。
けど、もっとお金って気軽に扱っていいものだって思ってもらえたらなと。
お金って限りがあるんで、みんなが貯めてたら回らないんですよね。
発行しまくったら国がおかしな事になるし。
だから、もっとお金を使うっていう事に対して軽い気持ちになったらいいなって。
そんな事を考えた僕でした。
そんな訳で、僕はそろそろ稼ぐモードに入ります。
稼いでもっとみんなに回していけるように頑張ろうと思います。
もうちょい稼げるようになるまで待っててください!
たくさんの方に旅をしてもらう為の企画タビイクもよろしくお願いします。
地球一周をしてみたい方はピースボートでの船旅もオススメです。
資料請求だけでもしてみてくださいね。
無料で資料請求はこちら!