ヨーロッパへの旅って聞くと、決まって多くの方がこう言います。
『物価が高そうだなぁ…』
あながち間違ってはいません。
僕はノルウェーでサーモンが挟まったサンドイッチを購入して1700円支払った記憶があります。
…
1700円のサンドイッチ!!!!
しかもパッケージに入ったコンビニのようなやつです。
レストランとかじゃないの!!!
意地悪です。
ヨーロッパが旅人に意地悪です。
って思ってる方に朗報。
ヨーロッパはヨーロッパでも中欧の物価ってめちゃくちゃ安いって聞いた事ありますか?
しかもしかも、中欧の方がみなさんが想像しているようなヨーロッパの中世の街並みがたくさんあるって知ってましたか?
さらにですよ、中欧の方が日本人好みの料理が多いってご存知でしたか?
僕は4年間の旅でヨーロッパの国ほぼ全てを訪れましたが、中欧を旅している時が一番楽しかったという記憶があります。
今回は、中欧の中でも“Heart of Europe”とよばれている国“ポーランド”について皆さんにご紹介したいと思います。
“Heart of Europe”っていう名前がかっこよすぎるんだけど!?
まずはポーランドの位置から。
ポーランドは西欧・中欧・東欧それぞれに隣接するという位置にあるんですね〜。
隣接している国はロシア・リトアニア・ベラルーシ・ウクライナ・スロバキア・チェコ・ドイツの7カ国。
ちょろんっと国境を越えちゃえばすぐに違う国へ行けちゃうっていうのが嬉しい所です。
しかも、シェンゲン協定に加盟している為、リトアニア・スロバキア・チェコ・ドイツの4カ国には面倒な出国入国などがありません。
シェンゲン協定(シェンゲンきょうてい)は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。
〜wikipediaより〜
西欧・中欧・東欧の文化を橋渡ししてきたポーランド。
まさに“Heart of Europe(ヨーロッパの心臓)”と呼ばれるにふさわしい!!
これだけたくさんの国に接していれば、ポーランドを抜けた後、どこの国へ行こうか迷っちゃいますが、西欧・中欧・東欧それぞれ異なる文化がありますので、好みによって好きな国へ移動できちゃうのもポーランド旅をお勧めしたい理由の一つです。
まるで絵本の世界!これにときめかないなんて魂が死んでるんじゃないの!?
photo by x-oph
なんすかこの可愛い街並み。
これぞヨーロッパっていう街並みじゃないですか?
中世の雰囲気が漂うこの素晴らしい街並みはポーランドのあらゆる街に存在しているんです。
ポーランドはキリスト教を信仰する方が多い為、もちろんですが旧市街には教会がたくさん立ち並んでいます。
photo by TWojtowicz
内装鬼綺麗すぎる。魂奪われる。心安らぐ。過去の罪が洗い流される。
そんな気持ちになること間違い無し。
大きな教会が特に綺麗という訳でもなく、街中にある小さな教会もとても美しい装飾が施されています。
これを見てうっとりしないなんて、魂が死んでるとしか思えない!!!
photo by Arcadiuš
こんな可愛い街並みを馬車に乗ってまわるなんて…
まるで夢のような体験じゃないですか?
馬車の料金は30分で3000円〜4000円程度。
けれど、馬車一台につきの値段なので、複数名で乗ればシェアできちゃうからね。
ポーランドの可愛い街並みを馬車に乗って巡る。
右手にはアイスクリームなんか持っちゃったりして。
乙女心くすぐられすぎるやろ!!!!
(乙女心ないんですけど)
食わずに死ねるか!!ポーランド料理がクッソうめぇぇ!!
photo by KLMircea
ポーランドは西欧・中欧・東欧の架け橋となっていた国。
その為、食文化も様々な地域から取り込まれており、非常に美味しいんですよね!!
この写真の料理はジュレックと呼ばれる料理です。
麦を発酵させたスープであまりアジアでは食べる機会はないでしょう。
これは器に入っているんですが、丸型のパンをくり抜いて出てくる場合もあり、クセになる味つけです。
photo by nvarchar
このイチゴミルクみたいな色をしたやつ、これデザートじゃなくちゃんとしたスープなんですよ。
名前をフウオドニクといい、ビーツの赤色とヨーグルトの白色が混ざってピンク色になってる訳ですね。
夏に冷製スープとして食べることが多いので、ぜひ思い出に食べてもらいたい一品です。
photo by quinn.anya
ポーランドの代表料理として一番知られているのがこのピエロギでしょう。
ポーランドをはじめとする、東欧各国、そしてロシアやコーカサス地方にはこのようにアジアで言う餃子とよく似た料理が定番料理として出されることが多いんです。
ほとんどの国では茹でたもの、蒸したものがほとんどなのですが、ポーランドでは“焼きピエロギ”が存在するんですよね。
餃子好きの日本人にとってはめちゃくちゃ嬉しい!
このピエロギは日本ではあまり考えられませんが、中にベリーなどをいれてデザートのようにして食べられることもよくあるんですよ。
ぜひいろんなピエロギを試してもらいたいですね。
photo by quinn.anya
これが僕の一番のお勧めポーランド料理でゴウォンプキと言います。
よ…読み方が難しい…
見た目通りポーランド版のロールキャベツですね。
中に入っているのはひき肉だけではなく、お米も一緒に入っています。
トマトソースで煮込まれていて、甘みと酸味がまざりあって超美味しい。
ボリュームもたっぷりなんで、お腹いっぱいにもなります。
photo by la cegna
最後のデザートを一品。
これはクレムフカというデザートで、上下がパイ生地になっていて、真ん中に甘さ控えめのクリームが挟まれています。
ミルフィーユみたいな食感と味わいですね。
ポーランドにはクレムフカ以外にもたくさんのデザートが存在してるので、ぜひ色んなデザートにチャレンジしてみてください!!
西欧のものと比べ、甘さ控えめなのも嬉しい!!
街中で小人を探せ!!ヴロツワフが超オススメスポット!!
photo by natalia.postawa
このなんとも可愛らしすぎる街なんですが、名前をヴロツワフといいます。
ポーランドの西部に位置する街で、ポーランドの都市でも最も古い都市の一つとして数えられているとても美しい街。
街並みがメルヘンチックで可愛い事で有名なヴロツワフなんですが、とあるものでバックパッカーにはとっても有名になったんです。
それが
photo by natalia.postawa
小人の人形。
実はこのヴロツワフにはとってもたくさんの小人達が街中で様々なポージングをしてくれているんです。
それの起源はこのようになってます。
2001年夏、芸術大学の学生によるプロジェクトの為、新たな小人が街に設置されたのをきっかけに、2004年には芸術家Tomasz Moczek氏が12体の小人を制作した。小人はそれぞれが特徴的で、個々に名前とその小人に纏わる伝説などがあるとされている。2009年には95体が設置され、現在では250体以上の小人が市内並びに郊外に設置されている。市内では小人ガイドツアーや小人マップ等も提供されている。
現在250体…
学生のプロジェクトがこんなに発展するなんてすごいな…
でも、確かに…
photo by x-oph
こんな可愛い小人が
photo by Klearchos Kapoutsis
こんなカラフルでメルヘンな街に点在してるって聞いたら何がなんでも発見したくなるでしょ。
ポーランドの旅ではあまり知られていないヴロツワフに是非訪れて、250体コンプリートしたいものですね!!
歴史に触れる旅をしよう
photo by Daniel2005
ポーランドを旅する上で、できる事であれば多くの方に訪れていただきたいのが“アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所”です。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所とは、ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に国家を挙げて推進した人種差別による絶滅政策 (ホロコースト) および強制労働により、最大級の犠牲者を出した強制収容所である。
アウシュビッツの事に関して、ここではあまり詳しく述べませんが実際に僕が訪れた時のブログを参照していただければと思います。
shutterbugtraveler.blog.fc2.com
shutterbugtraveler.blog.fc2.com
僕が感じたのは、アウシュビッツを訪れても戦争がもたらした悲惨な現実の原因はわからないっていう事。
けれど、その事に対しじっくりと考える機会があるという事でした。
答えをそのまま与えられる事よりも、もっと大切である“考える”という行為。
アウシュビッツを訪れた一人一人の人間が、戦争がもたらした悲惨な現実、そしてその原因がなんだったのかを深く考える事により、もう二度と同じ事が起きないようにする為に自分たちがどうあるべきなのかを考えるんじゃないかと思いました。
過去のあやまちを知り、未来を明るいものへ。
僕たちにはまだまだできる事がある。
そういう事を多くの人たちに知ってもらいたいと思います。
さあ、欧州旅を“タビイク”から開始してみよう!!
最後にポーランド物価のことに触れておきます。
宿代はドミトリーであれば700円から1000円以内で見つけれます。
食事も一食は外食、そしてもう一食はポーランドのマーケットで食材を買って宿でシェア飯をすれば一日1000円以内に収まるでしょう。
そして驚きなのが移動費。
例えば、タビイクでの集合場所であるワルシャワから小人がたくさんいるヴロツワフまでの移動費を検索してみます。
待って。
1ユーロってどういうこと。
ワルシャワからヴロツワフまで驚異の1ユーロっていうバスがありました。
たった120円程度でバスに乗れちゃうの?
日本だったら電車の初乗り料金にもならないんですけど。
もっと驚愕な事実。
フライトで5ユーロ。
ちょっとちょっと。
大阪ー東京間くらいありますけど。
600円で飛べるってどういう事ですか。
そう考えると、だいたい1日2000円前後で旅ができるっていう事なんですよね。
これがポーランドの魅力。
もちろん先ほどの安いチケット等はいつでも買えるっていう訳じゃありません。
事前に日程を決めて、予約をしていく必要があるんですが、それもとっても簡単。
まずはタビイクで欧州旅の予行練習として、安く旅するためのノウハウを知り、そこから一人旅をする事で、かなり欧州旅での費用を抑える事ができちゃう!!
集合日はたった1日のみ!!!
人数に限りがあるので、先着早いもの勝ち!!!
次の夏、タビイクで欧州バックパッカー旅デビューしちゃいませんか?
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