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アンコールワットだけじゃない!カンボジアのシェムリアップを旅したくなる8つの魅力

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東南アジアで最も世界的に有名な世界遺産と言えば何が浮かびますか?

 

ホイアン?(ベトナム)

マラッカ?(マレーシア)

ブランバナン?(インドネシア)

コルデュリェーラ?(フィリピン)

 

以上を挙げた1%の皆さん、あなたは超少数派になります。

全サイヤ人人口に対する超サイヤ人の割合以下の比率です。
(私調べではほぼ100%のサイヤ人が背中をゾワゾワとさせる事で超サイヤ人になれます)

 

それでは99%の方が答えたものはなんなのでしょうか?

 

99%の方が答えたもの。

それは間違いなくアンコールワットでしょう。

 

アンコールワットがあるのはカンボジアのシェムリアップという街になります。

シェムリアップは現在、大勢のバックパッカーで賑わう世界中のバックパッカー憧れの土地になっていると言っても間違いはないでしょう。

 

今回は、カンボジア、特にアンコールワットの拠点となる街シェムリアップに焦点を当て、8個の魅力を皆さんに紹介したいと思います。

 

1)物価がとんでもなく安い

カンボジアの物価の安さは東南アジア諸国の中でも最安値じゃないかと思います。

特に酒類の安さが異常です。

 

日本の小ジョッキより少し大きめ(およそ400ml程度)のビールが、なんと60円ほどで飲めてしまいます。
しかも、ハッピーアワーなど関係なく、朝でも昼でも夜でも夜中でも。

レストランがオープンしている限り、その破壊的な安さ。

 

そしてさらに恐ろしいのが、カクテルのピッチャーサイズです。

ジントニック、モスコミュール、テキーラサンライズ…

各種カクテルのピッチャーサイズも350円程度。

日本だったら2000円以上するんじゃないですか?

 

宿代もドミトリーであれば300円ほどから見つけることができます。

食費も1食100円から300円。

 

1日の生活費はざっと見積もって1000円程度。

バックパッカーにとっては非常に嬉しいですね。

 

2)通貨が米ドルで使い易い

カンボジアには自国の通貨である“カンボジアリエル”がありますが、一般的には米ドルが普及しているんです。

 

宿代も米ドル。

食事代も米ドル。

ツアー代も米ドル。

屋台で飲むフルーツシェイクも米ドル。

 

1ドル=4000リエル程度で取引されており、1.5ドルであれば、1ドルと2000リエル、もしくは6000リエルで支払う事も可能です。

 

一見2種類の通貨があるという事がややこしく感じるかもしれませんが、米ドルが使えるというのは非常に便利で、万が一多めに日本から両替をしてしまっていても、次回の旅でも使う事ができますし、日本円への再両替もレートがそこまで悪くありません。

 

日本から両替する際は、できるだけ20ドル札以下を多めにしてもらいましょう。

先ほど紹介した通り、カンボジアの物価は非常に安く1日の生活費が10ドル程度で済みます。

そのため、100ドル札どころか50ドル札を受け取ってもらえる場所もあまりありません。

現地のATMでキャッシングするとしても、金額が大きければ50ドル札以上で出てくる場合がほとんどになります。

 

3)非常に食べ易いクメール料理に感動

カンボジアの料理も東南アジア諸国とよく似た料理になります。

クイティウ

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photo by Ron Dollete

カンボジア各地で食べることができる、代表的な朝ごはんです。

さっぱりしたスープで、非常に食べ易いライスヌードル。

写真は肉が入っていますが、魚のすり身で作った団子が入っているものもあり、ナンプラーや唐辛子で自分好みの味付けをしてから食べます。

ローカルの屋台で食べると1食100円程度で食べる事ができる、超節約料理です。

 

アモック・トゥレイ

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photo by sstrieu

日本ではあまり馴染みのない雷魚を使った料理。

雷魚…って食べれるんですか…

はい。

カンボジアでは雷魚は一般的に食されている立派なお魚です。

中でも一番有名なのが、このアモック・トゥレイという雷魚をココナッツスープとカレーペーストで煮込んだものをバナナの皮でできた器にいれたもの。

これを、ご飯にかけて食べるのがめちゃくちゃ美味しいんです。

 

サムロー・コァコー

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photo by butforthesky.com

見た目からも美味しさが伝わると思いますが、カンボジア人が大好きなスープがこのサムロー・コァコーです。

魚と肉、そして野菜がたっぷり入ったスープで見た目通り非常に美味しい。

大人数で食べるときにオーダーしたい一品ですね。

 

チャー・トロクォン

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photo by toyohara

タイでも食べる事ができる空芯菜の炒め物ですが、カンボジアでも名物料理となっています。

たっぷりのニンニクとオイスターソース、そして鷹の爪が入ったピリ辛の味つけはご飯のお供に最高。

他のカンボジア料理と比べて料金も非常に安く経済的。

これを嫌いっていう日本人旅人の人を僕は見た事がありません。

 

4)夜はパブストリートへ遊びに行こう!

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photo by hslo

夜のシェムリアップといえばパブストリート。

世界中のバックパッカーが集まるパブストリートには、シェムリアップで最も有名なレストランやクラブが立ち並んでいます。

少し裏道に入ると、ゆったりとした雰囲気のバーもあり、比較的安価でクメール料理が食べれるレストランも。

 

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先ほど紹介した50円程度で飲めるビールやピッチャーなんかもこの辺りであればすぐに見つける事ができます。

 

また、東南アジアの料理に疲れたなぁと思う方には、お寿司屋さんなんてものもありますよ〜。

もちろん日本のクオリティのものを期待してはいけませんが、カンボジアで食べるお寿司っていうのも乙なものじゃありませんか?

 

5)秘境感たっぷりの遺跡

シェムリアップを拠点にして行けるのはアンコールワットだけではありません。

代表的な二つの遺跡を紹介します。

ベンメリア

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photo by Ankur P

この瓦礫が崩れたような遺跡はベンメリアと呼ばれており、シェムリアップから40キロ程離れた場所にあります。

 

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photo by David Jones

深い森の中にひっそりと佇む遺跡は、アニメ【天空の城ラピュタ】の雰囲気にとってもよく似ている事から、モデルになったのではないかと言われています。

プレアヴィヒア

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タイとの国境近くにある世界遺産のプレアヴィヒアです。

以前まではこのあたりで紛争があり、危険とも言われていたのですが、現在は問題なく観光する事ができるようになりました。

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崖の上にある遺跡ですので、上から見る景色が非常に美しい事で知られています。

シェムリアップから少し距離は離れていますが、日帰りでも可能ですし、先ほど紹介したベンメリアと組み合わせて訪れるツアーも出ていますので、ぜひ訪れてみてください。

 

6)アンコールワットはやっぱり素晴らしい

やはり紹介しないわけにはいかないアンコールワット。

アンコールワット遺跡群にある代表的な三つの遺跡を紹介します。

アンコールワット

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photo by archer10 (Dennis) 97M Views

東南アジアでもっとも有名と言っても過言ではない遺跡、アンコールワット。

やはり圧倒的な存在感を正面から見せつけてきてくれます。

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photo by dia_n

早朝、アンコールワットの後ろから昇ってくる太陽。

真っ暗な世界からシルエットをあらわにするアンコールワットの造形美がもっとも美しい時間とも言えるでしょう。

 

バイヨン(アンコールトム)

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photo by nissy1121

よくカンボジアを紹介する際に使われているのがこのバイヨンにある微笑んだ像ですね。

 

バイヨンは“美しい塔”という意味で、50近い塔に合わせて117個の人面像が建てられているのが特徴です。

先ほどのアンコールワットは仏教のお寺、そしてこちらのバイヨンはヒンズー教のお寺と、アンコールワット内でも宗教が異なり、それによって建てられ方も違うというのを是非見ていただきたいです。

タ・プローム

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photo by staffan.scherz

遺跡を植物が侵食している光景が非常に特徴的なタ・プローム。

様々な種類の根っこが遺跡に絡みついており、まるで異世界のようにも思えます。

アンコールワット・アンコールトムに続く、遺跡群の中では必ず見た方が良い遺跡とも言えるでしょう。

 

敷地は非常に広く、遺跡の中をトレッキングしていく事になります。

アンコールワット遺跡群の観光の際は、歩きやすい靴を履くようにしてください。

非常に急な階段を上り下りする事もありますので、決してサンダルなどで観光しにいかないように気をつけましょう。

 

また、アンコールワットに限らずカンボジアにある寺院を観光する際は、肌を多く露出するような服装は避け、お堂に入る際には帽子を脱ぐなどのマナーを守るようにしましょう。

7)小学校訪問で出会う笑顔は元気の源

シェムリアップ近郊には日本のNGO団体などが建設した学校が非常に多くあります。

カンボジアはまだまだ裕福な国とは言えません。

学校に通うこともできない子供たちが大勢います。

また、家の手伝いなどをする必要があり遠方にある学校へ通えないという状況も。

その為、少しでも村の近くに学校を建てようとしている方が大勢います。

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こちらは、京都大学のPumpit(パンピット)という団体が建設協力したシェムリアップ近くにあるプノンクロン村の小学校です。

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ここでは大学生とここの小学校に通う小学生たちが一緒になって学校建設を行っていました。

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カンボジアの子供たちのエネルギーは底なし。そしてあっという間に距離が縮まり、本当の兄弟のように見えました。

 

シェムリアップ近郊には日本の援助によって建設された様々な小学校がありますので、是非訪れてみてください。

f:id:tabimarusho:20170606193041j:plainそして、元気いっぱいの子供たちからエネルギーをもらってくださいね。

言葉が通じなくても、笑顔で会話ができるという事を実感できるはずです。

 

8)爆笑?恐怖?ローカルすぎる遊園地が楽しい

シェムリアップには遊園地があるんです。

ただし、皆さんが想像している遊園地とは少し違います。

 

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素敵なクオリティのミニオンがいたりします。

 

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大人のケツが乗ろうものならはみ出るであろう車もあります。

 

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photo by blogger

高速回転するという噂の観覧車もあります。

夕方以降、こちらの遊園地は毎晩悲鳴と笑い声で包まれます。

是非、夜のお出かけ先にしてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ)シェムリアップは超最高っていう事です

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どうでしょうか。

カンボジアといえば、アンコールワットというイメージしかなかった方が大勢いらっしゃると思いますが、シェムリアップにはその他にもたくさんの魅力があるという事が伝わったでしょうか?

 

シェムリアップには数多くのツアー会社もありますし、日本語対応が可能な会社もいくつかあります。

ですので、旅になれていない方でも安心して旅をする事ができます。

 

ローカルなマーケットや食堂を訪れたい方は自転車で一緒に案内をしてくれるサービスもあります。

まっさんのチャリさんぽ

 

治安を心配される方もいるかもしれませんが、シェムリアップは多くの外国人観光客が訪れている観光地ですので、大きな事件や事故はあまり起きてはいません。

 

もし、一人旅やバックパッカーの旅がまだ不安だなぁという事であれば“旅人応援企画タビイク”がカンボジアプランも実施しているようですのでそちらを利用するのがオススメです。

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シェムリアップを訪れた際は、アンコールワットはもちろんですがその他たくさんの魅力に触れてきてくださいね。