カイロにはピラミッドやオールドカイロ、ハン・ハリーリバザールなど、たくさんの見所があります。
それらはガイドブックに掲載されているので、訪れる人が多いのですが、今回は穴場スポットを知りたい方むけの記事です。
あまり多くの方が訪れた事のない地域“マンシェット・ナセル”を紹介します。
1)マンシェット・ナセルへの行き方
マンシェット・ナセルはカイロの東側にあり、観光地であればシタデルや死者の町の近くになります。
地図でいうとこのあたり。
この辺りまでローカルのバスを乗り継いで行く事もできるのですが、オススメはタクシーです。
料金は1台50ポンドもあれば大丈夫ですので、数人で一緒に乗り込むのがいいかと思います。
それでも、どうしてもバスで行きたいという方は
このあたりにミニバンがよく止まっています。
ここで『スゥィタデル・アッラー』とエジプト人っぽい発音で頑張ってください。
ただし、そのまま乗って行ってしまうと行き過ぎてしまうので、
このCitadel Plazaの近くまできたら降ろしてもらってください。
高速道路の上で降りる事になるので、道路を横断する際には注意しましょう。
ここまできたら後は徒歩で行く事ができます。
2)ゴミが集まるマンシェット・ナセル
このマンシェット・ナセルという地域に暮らしている人の中にはゴミを集めて暮らしている人たちがいます。
その人たちはザッバリーンと呼ばれており、ゴミを集め分別し、売ったりリサイクルしたりして生活をしてるんです。
また、豚にゴミを食べさせて育て、その豚肉を販売するという人もいるようです。
この辺りはイスラム教ではなく、コプト教(キリスト教)の人々が暮らしている地域なので豚肉を食べる事もできる様子。
なので、町のいたるところにゴミがある。
けれど、それがこの辺りでは当たり前の風景なんです。
観光ができないという地域ではありませんので安心してください。
ただし、生活環境の中に入るのは控えたほうが良いかと思います。
3)フレンドリーな人が多い
このマンシェット・ナセルなんですが、とてもフレンドリーな人々が多い印象です。
街中を歩いていると、カイロの中心と同じように写真を撮って欲しいと声をかけられる事が多いのですが、どこか遠慮がちな気がするんですよね。
エジプトの人ってすごいぐいぐいくるので。
もちろん、自ら写真を撮ってくれって言ってくる時点である程度のぐいぐい感はありますが、まったく嫌な感じがしないんです。
みんないい笑顔で写真に写ってくれくれるし、写真を見せるとすごく喜んでくれる。
すれ違う時にもたくさん声をかけてくれます。
とてもフレンドリーな人が多いので、散歩をしていてもすごく楽しい。
4)洞窟教会がとにかくオススメ
この地域なんですが、先ほど伝えたようにコプト教の方が大勢暮らしているんです。
なので、カイロの中心とは異なりモスクはなく、教会がたくさんあるんです。
教会は巨大な岩場にできた洞窟のような穴部分に作られているんですが、そこが本当にフォトジェニック。
完全に教会とは思えない。
野外コンサートホールって言っても通じそう。
こんな景色を見ながら舞台に立って歌ったら気持ちいいやろうな…
あ、ここ教会やった。
このあたりに洞窟教会(僧院)はいくつかあるんですが、そのどれもがこんな風にめちゃくちゃ絵になるんです。
カイロで色んな場所を見てきましたが、ここが一番絵になるんじゃないかなぁって思いました。
これ、ただの窓ですからね。
ただの窓ですらこんなに美しく見えるなんてすごい。
5)時間がある方には本当にオススメ!
この、マンシェット・ナセルは本当に観光客が全然いません。
ですが、この辺りで暮らしてる方は非常に優しく、僕はパンをご馳走になったりしました。
教会の近くにはこんなかわいい食事を取れるスペースもあります。
また、マンシェット・ナセルの街中でもターメイヤ(そら豆のコロッケ)やケバブも食べれますし、商店もあるので飲み物も購入できます。
夕方以降だとカイロ方面へ戻る道が渋滞するので、午前中に出て午後には移動するのがオススメ。
近くにあるシタデルへ行くのも良いです。
素敵な笑顔と、絶景が溢れる場所マンシェット・ナセル!!
写真が好きな方は絶対に行ったほうがいいと思います!!
エジプトを旅する際にはガイドブックを持っていくのが安心。
バックパッカーの持ち物で悩んでる方はこの記事も合わせて読んでみてください。
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