中国を旅するときに気をつけないといけないのが滞在期間になります。
中国は日本人に対してビザ不要で旅行できる期間を15日としています。
その為、15日以上中国を旅する方は中国ビザを事前に日本で申請するか、中国国内でビザを取得する必要があるんですね。
なんか、噂では中国国内に入ってからだとビザを持っている方のみが延長できるっていう話だったんですが、どうやらビザを持っていない人でも中国のビザを申請する事は可能っぽい。
そんな訳で僕が実際に中国のビザを成都で申請しに行ってきましたので、中国でビザを取りたい方は参考にしてみてください。
成都でのビザ申請はこの場所です
地図でいうとここ。
成都にはメトロがたくさんあります。
なので、宿からメトロに乗って行くのが一番簡単だと思います。
駅名は“天府広場”という駅。
成都のど真ん中にある駅です。
綺麗で大きなビルが立ち並ぶ大きな駅で、乗り換え駅にもなっています。
目印は毛沢東。
この毛沢東の裏側にビザ申請の場所があります。
準備するものはこれ。
ビザ申請書(受付でもらってから記入)
旅程表(受付でもらってから記入)
滞在証明書(宿泊している宿で発行してもらう)
写真1枚(ビザ申請書に添付)
パスポートコピー2枚(顔写真のページ&入国スタンプのページ)
パスポート原本
ビザ代 160元()
気をつけておくべき事その1
滞在証明書は宿で発行してもらえますが、外国人を泊めてはいけない宿というのが一部あり、そこでは滞在証明書を発行してもらえません。
なので、滞在証明書を発行してくれる宿に泊まる必要があります。
僕が泊まった宿と、日本人バックパッカーに有名な宿がありますのでその2箇所を紹介しておきます。
Lazybones hostel templeside poshpacker
僕の超オススメ宿です。
絶対に成都にきたらこの宿がいい。
本気で綺麗やし、Wi-Fiも早いんですよね。
エアコン効いてるし、とにかく快適です。
トイレとシャワーもびっくりするくらい綺麗です。
確実にコスパ勝ちっていう宿ですね。
シーズン中はめちゃくちゃ人気宿なので早めに予約したほうがいいです。
最寄りのメトロまで徒歩15分程。
大通りのバス停まで徒歩7分程。
料金:45元(ドミトリー)
住所:No.16 Yangshi Street, Qingyang, 610014 成都市, 中国
Hello Chengdu hostel
成都で有名な日本人宿ですね。
僕も一泊だけしました。
メトロの駅がすぐ近くっていうのが良いです。
部屋もまぁ綺麗ですし、トイレとかシャワーも問題なし。
Wi-Fiが多少繋がりにくいというのが難点。
VPNも繋がらずちょっと困ってしまいました。
料金:40元(ドミトリー)
住所:No.211, North Section 4, 1st Ring Rd., Jinniu, 610081 成都市, 中国
両方Booking.comで予約可能ですので、こちらから検索すると良いですよ〜。
僕はLazybones hostelでチェックインをしたときに発行されたレシートを持って行きました。
どうやらビザ申請センターではLazybones hostelの確認ができなかったようで、ルームカードキーのコピーも求められました。
1階にコピーをする場所があるのでそこでコピーをすれば大丈夫です(料金1コピー 0.5元)
気をつけておくべき事その2
予定表の記入に関してですが、今後の中国国内での旅のルートを記入しておく必要があります。
ルートだけではなく宿の記入も必要になります。
ガチガチに全部細かく記入する必要はありませんが、一応行く予定の都市にある宿の名前と住所、電話番号をメモしておくのが良いと思います。
ただ、東チベットと新疆に行くというのはあまり書かないほうが良いかもしれないですね。
ルートは嘘でも構わないと思うので、成都や北京、上海といった大きな都市を書いておくとよいかもしれません。
ただし、ビザを申請して受け取りをするまでの間は四川省の中で滞在する必要があります。
(パスポートを預けるので他の省へはいけない)
ビザを受け取れるのは7営業日後になります。
僕が申請したときは金曜日の午後申請だったのですが、翌週の金曜日に受け取りができると言われました。
それだと7営業日じゃないんですけどね…なんでだろ…
人によっては午後申請は1日目にカウントされないっていう話も聞きました。
なので、いつが受領日になるか微妙な所。
ですので念のためビザ申請から10日後程度までは四川省内に滞在する予定で宿の記入をしたほうが良いです。
僕はずっと成都にいるって書いて受理されました。
朗報!!!実は中国滞在可能日数は15日ではなかった!!!
これ、とってもびっくりなサプライズ情報になりますよ。
中国でのノービザ滞在は15日って決まってるんですね。
でも、実は15日じゃないんですよ。
正確には中国に滞在できるのは16日になります。
それはなぜか?
中国で滞在している期間の日数の数え方なんですが、初日は1日目に含まないんです。
なので、2日目から1日目っていう風にカウントされる。
僕の場合は8月2日に入国をしたので、普通に数えれば8月16日が15日目になるんですよ。
けれど、実際は8月17日まで滞在が可能になるんです。
8月3日が1日目っていう数え方だから。
これめちゃくちゃややこしいでしょ。
絶対に普通わからんはず。
けれど、僕はちゃんと本も確認したし、英語でも中国語でも読んだけど、間違いなく入国の翌日から1日目として数えるって書いていました。
めちゃくちゃ朗報やん!!!!!
でも気をつけてください。
中国国内でトランジットをして日付がまたいでしまう場合、日付がまたいじゃったら1日加算されちゃいます。
これも僕の例で言ってみますね。
僕の場合は…
8月2日入国
8月17日まで滞在可能
8月16日にフライトをして国内でトランジットをする時に日付が変わる
8月17日に中国国内出発
これはオッケー。
だけれど、8月17日にフライトをして国内トランジットが8月18日だったらアウトです。
この点に気をつけてフライトを買う、もしくは国境を抜ける計画をたてましょう。
ビザ延長でもらえるのは30日!!だけど気をつけて!!
中国のビザを申請して、滞在できる日数を増やせるのは30日になります。
けれど、申請日から数えて30日になるので、成都で申請をした場合、受け取り時にすでに1週間程消化してしまう事になるんですよね。
なので、申請中に東チベットなどの四川省内にある観光地へ行くっていうのが一般的なルートになります。
そしてビザを受け取ってから他の省に行くんですね。
けれど、すでに1週間程は経過してるので、残り20数日間だけになります。
計画的に旅しないと、中国はめちゃくちゃでかいのですぐに日数オーバーになっちゃう。
なので気をつけてくださいねー!!!
“ちょっと参考になったじゃないか旅丸さんよ。って思った方是非ともくりっくしてやってくださいな”