ポーランドのクラクフといえば、旧市街で有名だったり、美しい教会でゆうめいだったり…
あとはアウシュビッツやヴィエリチカ岩塩坑がある事で、観光都市としては非常に良く知られている町なんですよね。
だからポーランドにおけるワルシャワ(首都)の位置付けが…どんどん低く…
申し訳ありませんワルシャワ氏。
今日はもう一つクラクフから日帰りでいける観光地を紹介しようと思います。
その名も
“花の村ザリピエ”
…
ワルシャワがどんどん劣勢に立たされていくような気がする…
- 1)ザリピエってどこにあるの?
- 2)ザリピエまでの行き方
- 3)ザリピエ村のミュージアムを目指してみました
- 4)中心地のようなところにやってきた…けど…
- 5)偶然の出会い!ついに民家の中に!
- 6)最後の見どころ!?村の教会へやってきた!!
- 7)さぁ、帰ろう…かえ…帰れない…
- 8)かなりの覚悟と運、そしてメルヘンさに対する欲がないと厳しい
- 結論)クラクフは魅力たっぷりなので無理に行かなくても良い!
- 最後に)お得情報です
1)ザリピエってどこにあるの?
ザリピエはここ。
クラクフとの位置関係だとこんな感じ。
そこまで離れていませんね。
でもGoogle mapで検索するとわかりますが、非常に小さい村でして、いったいどこにあるのかわからないくらいなんです。
こんなところに一体何が…
2)ザリピエまでの行き方
ザリピエへいくにはまずタルヌフという町までいく必要があります。
クラクフからタルヌフはクラクフ中央駅からバス、もしくは電車でいく事ができます。
バスだと1時間30分くらい。
電車だと1時間〜1時間30分(乗る種類によります)
バスは結構頻繁に出ていましたのですぐに乗れると思います。
料金は15zt。学生はおそらく学割が効いて8ztになると思います。
タルヌフ到着後は
このwestern unionって書いてるあたりに移動。
バスターミナルからも駅からも非常に近いです。
写真でだとこんな感じ。
ここにバス停があります。
バス停に色んな時刻表がはってるんですがザリピエにいくやつはこれ。
めっちゃ小さいですが Zalipieって書いてるんでそれを見てください。
ただしこの時刻表、あってるかどうかわかりません。
こんなミニバンみたいなやつがやってきます。
DABROWA TARN行きってなってます。
一応乗るときに『ザリピエ?』って聞いた方がいいです。
料金は5ztでした。
1時間ほど乗るとザリピエに到着します。
運転手さんが教えてくれる事もありますが、自分でも注意しておいた方がいいかも。
3)ザリピエ村のミュージアムを目指してみました
バス停を降りたらこんな感じでした。
降りたらすぐに Museum みたいな文字をかいてるのを発見したので、なんのミュージアムかはわかりませんがいってみる事にしました。
い…家どこ…
あ!!!!!
花の絵が描いてる家突如発見!!!!!
やっぱりここは花の村ザリピエなんだ!!!!
あったあった!!
なんかミュージアム的なやつあった!!
看板にお花の柄!!!
閉まってる…
なんでだ…
※どうやら改装中のようでしたが再開するのかどうかは未定
4)中心地のようなところにやってきた…けど…
Muzeumはあきらめました。
どうやらDom Malarekというのが花の模様も書いてるし、素敵な予感がします。
バス停から約30分ほどへこたれながら歩き続けてやってきたのが
DOM MALAREK
ここはなに。
あ!!
かわいい!!!
お花柄の日時計です。
かわいいお家のようなものもありました。
(どこでもドアから出てきたドラえもんみたいなのは無視)
バケツにもお花模様!!
テーブルにもお花模様!!
いや、全部塗って。
…
どうやらこちら公民館的な建物の様子。
ザリピエの村で暮らしている方の家の中の様子を写真で展示してくれてるんです。
いや…
それ、生で見に来たんですけど。
だから、それ生で見に来たんですってば。
どうやったら見れるの!!!
結局この公民館的なところでは見れずでした。
レプリカ…レプリカでもいいから展示してくれてたっていいのに…
5)偶然の出会い!ついに民家の中に!
どうやったら見れるんだろう…そんな風に思いながらとぼとぼと歩いていました。
だって全然村って言っても人もいないし、そんなに民家もないんですもの。
他の人が書いてるブログなんて嘘だ!!
あんな“きゅぴーん!ザリピエ超かわいいきゅぴぴぴぴーん!!”みたいなのないですから。
って思って歩いてたら、ちらっと視界に入る手招きをしてくれるおばあちゃん。
『え?僕?』
みたいな顔をしながら見つめ直すと、どうやら本当にこっちこっちって手招きをしてくれている。
行ってみることにしました。
すると…
きらきらきゅぴぴぴーん!!
まさかの
きらきらきゅぴぴぴーん!!
がまっていました。
きらきらきゅぴぴぴーん!!
なんすかここ。
まぢでかわいいんですけど。
壁にも陶器が埋め込まれてたりして本当にかわいい。
しかも、中にまで招待されました。
きらきらきゅぴぴぴーん!!
めっちゃかわいい…
置物もめっちゃかわいい…
(おそらく売り物)
あちこちにお花模様があって本当に素敵なんです。
ドラえもんも良いおべべ着させてもろてます。
花とかちゃっかりもっちゃって。
実はここダヌータさんという方のお家。
ダヌータさん。
旅人が家の前を通りかかると、おいでおいでって手招きしてくれて家に招待してくれるんです。
日本語の本にも載ってるみたいです。
有名人じゃないですか。
隣にサイン帳みたいなのもありまして、過去のを遡ると5ページに一人くらいの割合で日本人の方の名前とメッセージもありました。
ダヌータさんの家を訪れた後も、他の方が家の中から手招きでおいでおいでってしてくれていました。
案外家に入れてくれるのかもしれません。
恨めしそうな顔をしながら歩くのがポイントかもしれません。
お礼といってはあれですが、手作りの花模様がかいた小物を購入、もしくは気持ち程度(一人5-10zt)渡す方がよいかもしれませんね。
貴重な経験ですし、それくらいはお渡しするのがマナーかと思います。
6)最後の見どころ!?村の教会へやってきた!!
一つだけ教会のようなものがありました。
中を覗いてみると…
お。
なんかかわいい。
でも、お花は…
ちょこちょこ書かれてる!!!
まぁ、本当にちょこちょこ書かれてるくらいでした。
かわいいけどね。
7)さぁ、帰ろう…かえ…帰れない…
ザリピエ村を観光することおよそ1時間。
ほぼ歩いてました。
一周3〜4キロメートルくらいでしょうか。
小さな村ですが、家が点在しているためあまり見どころが集中しているという訳ではありませんので、一つ花の絵が描いてる家を見つけたら、しばらく見かけない、また一つ見かけて、しばらく見ない…っていうのが繰り返されます。
ミニバンを降りたところの逆車線に時刻表がありました。
16時47分の前は…15時27分…かな…流れ的にはそうですよね。
僕がバス停に戻ってきたのは15時20分。
ばっちりです。
バスがやってきたのは
17時45分でした。
…
2時間半遅れ!!!
う…嘘やろ…
全然バスがこないので途中ヒッチハイクも試みましたが、まったく捕まらず。
結局2時間半の間バス停で待ち続ける事に。
(どうやら2017年8月18日時点では17時20分にタルヌフ行きがあったそうです)
ザリピエ村には水やスナックを買う事ができる商店すら見当たりませんでした。
めっちゃ暑かったんでお酒でも飲んでれば時間つぶしにでもなったんですが、それをする事もできない。
ザリピエからバスに乗り、タルヌフに到着したのはすでに19時前。
クラクフ行きのバスが19時10分にあったのでよかったですが、クラクフ行きもどうやら20時10分、季節によっては21時頃で終わりのようです。
8)かなりの覚悟と運、そしてメルヘンさに対する欲がないと厳しい
今回、僕は人のブログを読んでみて『あ、ザリピエ良さそう』って思って行ったんですよ。
でも、想像とはかなり違いました。
- ザリピエのバス停から中心地まではかなり歩かないといけない
- 花の絵が描いた家が密集してる訳ではない
- ミュージアムは運悪く工事中(閉館したのか?)
- 水が飲みたくてもかえない
- お腹すいても食べれない
- 運が良くないと家に入れない
- 日よけになる場所はまったくない
- ヒッチハイクは捕まらない
- 帰りのバスのスケジュールが全くわからない
などなど、かなりのハードさ。
もちろん僕が期待しすぎていたというのはありますが、それにしてもかなりの落胆っぷり。
さすがに2時間半何もないバス停で待ち続けるのは相当辛かった…
僕の場合は旅人育成企画“タビイク”で出会った参加者と一緒に行ったので、話をして暇つぶしはできましたが、一人だったら…気が狂っていたかもしれない…
なので、あまり一人で行く事はおすすめしません。
一人旅で欧州旅はかなり寂しいです、本当に。
タビイクHPはこちら▶︎タビイク公式ページ
結論)クラクフは魅力たっぷりなので無理に行かなくても良い!
僕としてはそこまでおすすめしません、ザリピエ。
いやー、本当はめっちゃかわいい村だしみんな絶対に行ったほうがいいよ〜!!
って言ってみたかったんですよ。
でも、さすがにおすすめできない。
かなり辛い思いをしました。
ヒッチハイクもあそこまで捕まらないなんて思いもしんかったし…
クラクフは冒頭にも述べたように魅力がたっぷりあります。
クラクフで沈没するなら訪れてもいいかもしれませんが、時間がないなら他の場所を訪れる事を僕ならおすすめします。
最後に)お得情報です
僕のブログってめっちゃ記事あるんですよね。
なので、旅をする時に旅の情報を検索しにくいっていう問題が…
なので
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ど…どうなってるんだ…
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(俺が冷たいっていうのは絶対に嘘)
※今後どんどん返信のバリエーションを増やしていきます。お楽しみに!