朝起きたらこんなメッセージが届いてたんです。
これは…
面白そうな予感!
助けてあげなければ!!!
この取られた奴はともかく!!
二度とこんな事が起きないように助けてあげたい!!
そういうわけで、どういった事件が起きたのかを本人から聞いてみたので記事にまとめてみました。
どうぞ、これからトルコへ行く方はご注意ください。
1)事件詳細を簡単に説明
- 僕の友人がトルコのイスタンブールを旅中。
- 道を歩いていると自称ギリシャ人から声をかけられる。
- どうやらトルコフェスティバルというものがあるらしい。
- コーヒーをご馳走してくれ、トルコフェスティバルの会場らしきレストランへタクシーで移動。
- レストランの3階でベリーダンスを見る。
- 自称ギリシャ人お酒注文しまくり。
- いつの間にかお姉ちゃんが隣の席についてる。
- お姉ちゃん、シャンパンとワインがんがん頼む。
- お会計6200リラ。日本円で193,000円。
- 自称ギリシャ人が5200リラ(161,000円)を支払うといい、友人が1000リラ(32,000円)をクレジットカードで支払おうとする。
- 機械がカードを読み取らないという事で現金250ドル(27,000円)と50ユーロ(6,400円)を支払ってその場を去る。
- 宿に戻るとカードの請求が380,000円だった。
バカと言ってあげてください。
2)どこで起きたのか?
声をかけられたのはブルーモスクの近くだそうです。
この辺ですね。
超観光地になります。
そしてコーヒーを飲んだのがガラタ橋の近く。
ブルーモスクからも徒歩で行ける場所です。
この辺りにはおしゃれなカフェもあるし、ローカルのカフェもあります。
そして連れて行かれたのがYanikapi駅の近く。
この駅の近く。
もっと正確に言うと
この辺りだそうです。
そしてそして…
なんと写真まで入手してくれている!!!
外見は普通のレストランですね。
名前はVivaldiですかね。
作曲家に謝れ。
こちらのお店の3階でベリーダンス。
ここが今回の現場だそうです。
普通に食べに行くのもやめといた方がいいかもしれませんね。
3)今回はどういった対応で終わったか
どうやら海外旅行保険ではこういったタイプの詐欺はカバーできないらしい。
物を盗られたとかなら保険でカバーできるんですけどね。
参考までにどうぞ。
そんなわけで、僕の友人は在トルコ日本大使館に相談に行ったそうです。
すると、通訳のリストを渡されて自分で電話をして通訳を手配するようにという事に。
友人は通訳の方に電話をして合流後、被害にあったレストランへ。
通訳の方が店の人と話をして幾つかの事がわかったようです。
- 店のオーナーはなんの事かわからない。
- 間違ってカードを切っちゃったと言ってる。
- マフィアが絡んでいる。
- カードへの請求は止めることは可能。
- しかし、マフィアに手打ち金として400ドル程度を支払う(総金額の10%程度)
というわけで、先に支払っていた250ドルと50ユーロはそのまま支払った状態プラス400ドルをマフィアに支払うという事でカードへの38万円の請求はストップするという事になったそうです。
被害額は70000円程度ですね。
それと、通訳の方へ20000円の支払いが発生しているようなので90000円は負担しているようです。
4)何に気をつければいいのか?
知らない人に声をかけられてもついていかない。
まずは道端で現れた自称ギリシャ人。
彼はおそらくギリシャ人ではなくトルコ人でしょうね。
そして確実に店側とはグルです。
彼が5200リラを支払っているはずがないですからね。
知らない人からの飲み物は口にしない。
コーヒーをご馳走になっているみたいですが、これもちょっと危険。
睡眠薬などが入っている可能性もあります。
日本でも知らない人から突然飲み物を差し出されても警戒しますよね。
まぁ、日本だったらそんなかに睡眠薬が入っているなんてパターンほぼありえませんけども。
実際南米ではなんでも喋ってしまう自白剤が入っている事などもあるようです。
会計を常に意識する。
値段の表記がないものは絶対にオーダーしない。
そして、自分がオーダーしたものの金額は必ずメモをする、写真を撮るなどしておくように。
セクシーな女の子の誘惑に負けない。
読んでそのまま。
理性を保ちましょう。
5)誰かと旅をするのが一番安全
こういった類の詐欺は一人で行動している人に対してしかほぼ行われません。
一人で旅していると相手も『あいつ、絶対に出会いとかそういうの欲しがってるぞ』っていう目でこちらを見てきます。
強盗にあうのも、ほとんどは一人で行動をしている人です。
実際僕もそうでした。
(過去二回首しめ強盗経験あり)
一人旅は自由ですし、誰にも気兼ねする事なく自分のペースで旅ができるというのが魅力的ではありますが、それは少し旅に慣れてからの方がよいかもしれません。
どういったトラブルがあるのか、どうやって回避するのか、もしもトラブルにあった場合はどう対処すればいいのか。
そういう事を誰かと一緒に旅をしながら学んでいくというのも良いと思います。
旅好きな友達が周りにいないという事であれば、旅人育成企画“タビイク”を利用してみてください。
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6)安全に楽しいトルコ旅を
トルコはテロなどによって観光客がかなり減っているようでしたが、最近トルコを旅する方も戻って来たような印象です。
パムッカレやカッパドキアのような自然系の絶景、イスタンブールの建築物、古代遺跡など様々な魅力が詰まったトルコはバックパッカーにとっては旅をしたい国の上位に入ってくるはずです。
100%安全なんていうのはどこの国でも言えない事です。
日本での交通事故の数なんて、とんでもないぐらいありますからね。
テロなどに関しては避けようがない問題に近いものがありますが、人為的な詐欺に関しては充分避ける事ができます。
是非、安全に楽しい旅をしてくださいね〜。
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