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奇跡の絶景!ウクライナにある愛のトンネルへの超簡単な行き方と攻略方法!

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最近バックパッカーの中で話題になっている国がある。

それはウクライナ。

 

100カ国以上訪れているけれど、物価の安さを考えるとインドに匹敵する、もしかするとインド以上に安い国なんじゃないかと思うほどの国。

 

宿代は500円以下。

食事も300円ほど。

市内を走るバスは衝撃の9円。

 

90円ではなく9円。

 

安く旅をしているバックパッカーに、非常に優しい国だ。

 

そしてウクライナが人気になってきた理由がもう一つある。

“愛のトンネル”

 

その景色が非常に美しいと話題になり、多くの人が訪れている。

今回は“愛のトンネル”を紹介する。

 

1)愛のトンネルはどこにあるの?

愛のトンネルはウクライナの西部にある【リヴネ】という街を拠点にして訪れるのが一般的となっている。

 

リブネはここ。

 

そして愛のトンネルはここ。

(google上では恋のトンネルと表記されている)

 

リブネはそんなに大きな街ではないけれど、宿泊施設もたくさんあるし、複数名で訪れるのであればAirbnbの物件もいくつかある。

値段は一人500円から1000円程度で見つける事も可能。

 

首都キエフや世界遺産の街リヴィウからバスでリブネに移動する事もできる。

(ただし乗り換えが必要な場合もあり)

 

2)愛のトンネルへのおすすめルート

【リヴィウからリヴネへの行き方】

今回僕はリヴィウからリヴネへ移動し、愛のトンネルを訪れてきた。

《愛のトンネル リヴィウから 行き方》

このように検索ワードを入れて検索をしたところ、ずらーっと並んだのは乗り換えを含むバスでの移動ばかりだった。

 

 

・・・

 

 

非常に面倒くさそう。

というか、

愛のトンネルに行くのが面倒くさい。

日帰りは厳しい。

そういった意見もよく見ていた。

 

そこで僕はなんとかして簡単に行く方法はないかを調べてみた。

 

するとリヴィウからリヴネまで電車が出ている事を発見。

リヴネをとても小さな街だと思っていたけれど、実はそこそこ大きな駅がある街だという事がわかった。

 

 

時刻表はこれ。

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1日2本のみ。(下から2番目と3番目)

午前に出発するのは950分の一本。

 

チケットはこれ。

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指定席となっている。

値段は50フリヴニャ。

1フリヴニャが4.5円ほどなので、約230円ほど。

激安すぎる。

 

 

リヴネに到着するのは12時半。

2時間半の列車移動で到着するので、バスで移動をするよりもずいぶんと早いし、楽だったと思う。

【リヴネから愛のトンネルまでの行き方】

愛のトンネルが一番近い街はクレーヴェンという街。

リヴネからクレーヴェンまでバスで行き、そこから徒歩で行くのが一般的のようだった。

 

 

・・・

 

 

面倒くさい。

歩くの面倒くさいな。

 

 

そんなわけで、僕はリヴネと愛のトンネルをタクシー往復でいけないかと考えた。

愛のトンネルで2時間ほど滞在し、その間もタクシーに待っていてもらうという方法だ。

リヴネの駅前にはタクシーが止まっているの早速交渉してみたところ

 

 

 

交渉するまでもなくお値段300フリヴニャで即決した。

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1300円ほど。

片道30分ほどの道のりで。

現地2時間滞在してもらって。

合計3時間のチャーターで。

 

1300円。

愛のトンネルへ行く前に、ウクライナの事を愛してしまいそう。

 

【結論】

そんな訳でリヴィウから愛のトンネルまでの行き方最強コンボは

  • リヴィウ→→→リヴネ 電車 50フリヴニャ
  • リヴネ→→→愛のトンネル  タクシーチャーター 300フリヴニャ

 

これがもっとも最強だと僕は思う。

他のサイトを見ても、こんなにあっさりと訪れている人はあまりいない。

 

 

3)実際に愛のトンネルを見てどうだったか。

ここが愛のトンネルの入り口。

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入り口にはお土産屋さんがあり、がっつりと愛のトンネルを商売にしている。

僕は夕方4時ぐらいに訪れ、結構遅くなったなぁと思っていたけれど、人は大勢いたので人が少ない時間を狙いたいという人は現地で長期滞在をするしかないかもしれない。

 

 

いくつか写真を紹介してみる。

 

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控えめに言って美しすぎる。

けれど、正直なところかなり写真は色補正をしている。

 

 

実際はこれくらい。

 

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けれど、実際に生でみると本当にトンネルになっているのがよくわかり、まったくがっかりスポットではなかったと言える。

2回目訪れたいと思うかどうかを聞かれれば、

 

『恋人と一緒だったら絶対に手をつないで行きたいっす!

なんならキスもぶちゅりたいっす!

でも一人は嫌っす』

 

4)後で知った衝撃の事実

僕はここを訪れると

《恋人ができる》

という理由、いわば恋愛成就の願い事、出雲大社ばりの恋愛運気アップスポットだと思っていた。

 

けれど違った。

 

 

愛のトンネルがなぜ愛のトンネルと呼ばれるのか。

それはこういう理由らしい。

 

 

 

 

 

 

 

恋人と一緒に願い事をしながら通ると願いが叶う

 

 

 

 

 

恋人と一緒に…

 

 

 

 

 

 

 

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・・・

 

 

5)これから愛のトンネルへ行く方へ情報共有

・愛のトンネルは緑が生い茂る季節限定のもの。

シーズンとしては6月から8月頃が良い。

 

 

・蚊の量が尋常じゃない。そしてデカイ。

蚊よけのクリームを塗っていったけれどまったく無理。

蚊よけのスプレーはなんとなく自然に悪影響(もちろん無害のものもあるだろうけれど)な気がするので持って行かず、クリームで対応したが無意味に近い状態。

(蚊よけクリームを塗っていなかったら全身の血を吸われていたかもしれない)

 

蚊に刺されたくない人は分厚いジーンズやジャケットを羽織る必要あり。

僕は長袖長ズボンで訪れたけれど、服の上からでも蚊は刺してくる程の強敵っぷり。

 

 

・天候が重要

太陽が出ていないと緑がくすんだように見える。

そのため天気はかなり重要。

僕は2日滞在し、1日目が晴れ、2日目が曇りだった為1日目に訪れた。

リヴネ自体に観光資源はそこまでないけれど数日滞在するのがおすすめ。

 

・レンズは望遠が良い

カメラの知識もそこまでないし技術もない僕だけれど、綺麗に写り自分が想像している通りの愛のトンネルを撮影するには望遠レンズがあると良いと感じた。

広角レンズは無意味に近い。

ズーム機能をうまく使い、トンネルの奥の方にピントを合わせて撮影するとそれっぽい写真が撮れる。

 

・人は多いけれどあまり気にしなくていい

愛のトンネルは今ではウクライナで非常に人気のある観光地となっている。

その為ウクライナ国民も訪れるようになった。

僕が訪れた時も30名程は訪れていた。

(案外2人で訪れているカップルらしき人は少なく、友人同士、家族で訪れている)

 

けれど、愛のトンネルは一部だけがトンネルになっているのではなく、数キロに渡りトンネルが続いているので、撮影ポイントは必ずある。

人が多そうだから写真を人が写らない写真を撮れるかどうか心配という人はあまり気にしなくていい。

人がいないポイントまで蚊を避けながら歩けば良い。

 

 

6)愛のトンネルへ行くのは複数名がおすすめ。

一人だと孤独死するんじゃないかと思った。

周りは恋人同士はもちろん、家族や友人同士で訪れている人達ばかり。

僕が訪れた時、一人で愛のトンネルに挑むチャレンジャーは皆無だった。

 

ウクライナは冒頭で紹介した通り、非常に物価が安く、バックパッカーにとって旅がしやすい国だと思う。

 

旅友達と一緒にウクライナへの旅を計画するのが良い。

 

旅人育成企画“タビイク”に参加し、仲の良い旅仲間を見つけるというのも一つの手だろう。

 

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ぜひ、次の旅先の候補にウクライナ、そして愛のトンネルを入れてみてほしい。

ウクライナの地球の歩き方はなく、ロシアの地球の歩き方の一部にウクライナの情報が記載されている。

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