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《たった1日だけで充分!》イタリアにある水の都ヴェネツィアは超絶物価が高いから1日でさらっと抜けよう!

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イタリアはあらゆる場所に魅力ある観光地が点在していて、一度の旅では有名どころだけでも全て訪れることはできないといえるでしょう。

イタリアで最も人気のある観光地と言えば一体どこなんだろうか…

 

古代都市を現代の街に突如現れるローマ?

 

神秘の青の洞窟とピザの街ナポリ?

 

世界トップクラスのハイブランドシティーミラノ?

 

いえ、違うんです。

日本人だけではなく、世界中の人が一度は訪れてみたいと思っているのは他にあるんです。

それが“水とカーニバルの都ヴェネツィア”です。

 

けれど、たった1日だけでいいんです。

ヴェネツィアには長居する必要なんてありません。

物価が鬼高いんですから。

 

今回はヴェネツィアについて紹介しようと思います。

 

1)ヴェネツィアの位置

ヴェネツィアはここ。

イタリアの右上にあたる場所で、スロベニアやオーストリアの国境近くにあります。

ヴェネツィアとして地図で塗られている部分が多くあるのですが、多くの方がイメージされてるヴェネツィアはこの部分になります。

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この島になっている部分です。

この中にたくさんの水路が張り巡らされているわけですね。

 

2)ヴェネツィアへの行き方

各都市からのヴェネツィアへの所要時間や行き方をちょっと紹介。

ローマからヴェネツィア

バス

8時間前後、料金は16ユーロ程で見つかります。

早朝や日中移動のバスが比較的安く、夜行バスはもう少し高くなります。

早いバスなら6時間程度で移動することも可能。

電車

4時間45分程度、料金は65ユーロ程になります。

一日中列車は走っております。

時間が早い分値段もかなり高いですが、非常に快適。

 

ミラノからヴェネツィア

バス

3時間30分程度、料金は10ユーロから見つかります。

夜行バスもありますが、その場合は8時間程かかり値段も高くなります。

電車

2時間から3時間程度、料金は30ユーロ程度からです。

バスと比べると時間は少しだけ早くなるくらいですが、料金が3倍以上になるのであまりお勧めできません。

 

ザルツブルグ(オーストリア)からヴェネツィア

バス

7時間弱、45ユーロ程度です。

オーストリアから入る方も結構多いようです。

電車

6時間前後、40ユーロ程度です。

バスよりも安いのがびっくり。

そしてバスよりも早い。

ってことで、このルートは電車一択ですね。

 

リュブリャナ(スロベニア)からヴェネツィア

バス

4時間前後、17ユーロ程です。

スロベニアの首都リュブリャナからもヴェネツィアへダイレクトで入ることができます。

この区間は列車では移動できないようですね。

 

3)宿泊する場所はどこにしよう?

ちょっと検索してみます。

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嘘だろ…

 

 

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3ヶ月後の宿の検索だぞ…

 

それなのに…

 

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予約率70%ってどういうこと!?

もう30%しかチョイスできないの…

でも、実際こんなもんですよ…

これ以上早く宿を決めるなんて日本人にはなかなか難しい…

 

なのでこれで検索をそのまま続けます

(ちなみに一ヶ月後を検索したら予約率85%だったので絶望しました)

 

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次から次へと現れるドミトリーなのに4000円前後の宿…

ドミトリーだぞ。

おい、ドミトリーなのになんでこんな高いんや。

 

そんな時に見つけた一つの宿。

 

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うぉ!!

やっす!!!

西欧レベルで考えてもやっすい!!!

 

実はここ、ヴェネツィアの島の中じゃないんです。

地区の名前はメストレと言いまして、島の外になるんですよね。

ヴェネツィアの島とは電車や車で行くことができるので、正直こだわりがない人は島の外に宿泊するというのでも問題ありません。

安く宿泊するなら、島の外で宿泊するのがお勧めです。

それと、宿の予約は早めにやりましょう。

一番探しやすい検索サイトはBooking.comかと思います。

 

4)ヴェネツィアの魅力はやっぱり…

やはり何と言ってもヴェネツィアの魅力といえば…

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水路のある景色!!

なんといってもこれです。

というか、これを見るだけで満足度90%くらい達成します。

 

 

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ヴェネツィアの島の中では車や電車が走っておらず、水上タクシーで移動することになるんです。

それがまた超おしゃれ。

 

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ヴェネツィアには大小様々な水路が通っており、小さな水路はゴンドラという小さな小舟、大きな水路は貨物を運ぶ大きめなボートや水上タクシーが一日中動いてるんです。

 

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この景色を見るだけでも本気で満足できてしまうヴェネツィア。

これ以外にもいろいろ観光地はあるんですが、正直この町並みを歩いてるだけで十分満足できるので、1日だけでいいので行く価値ありまくりです。

5)絶対に行ってもらいたい場所を一つだけ紹介!

街並みだけで十分満足できるヴェネツィアなんですが、一箇所だけお勧めしたい場所があるので紹介しておきます。

 

それがここ

 

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サンマルコ広場と呼ばれるヴェネツィアの中心とも言える広場にある…

 

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こちらの塔です。

サンマルコ広場にある大鐘楼。

実はこの大鐘楼には登ることができ、上から見るヴェネツィアの景色が…

 

 

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超絶景。

まぢで気持ちいい。

 

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本当に綺麗ですね。

どこまでも続く統一されたオレンジの屋根。

高さが異なることで非常に立体的に見えるというのも美しい。

 

この大鐘楼に登るには8ユーロ支払う必要があるんですが、それだけの価値があるでしょう。

場所はこちら。

 

6)ヴェネツィア観光の注意点

ヴェネツィアに限らずですが、ヨーロッパの大都市、観光客が集まる場所にはスリが多発しています。

実際に僕の友人もヨーロッパの各都市でスリの被害にあっています。

彼らはプロです。

いつの間にか鞄を開けられていて、財布が抜かれているというパターンがほとんど。

 

多くの人が集まる場所はあまり長居せず、そういった場所へ行く時には鞄を体の前に持つなどして防犯対策をしてください。

明らかにスリという身なりではなく、親子連れという見破りにくいパターンなどもありますので、周りの人全員を疑うくらいの気持ちでいる方が良いかと思います。

 

また、物乞いも結構多いですね。レストランでジプシーに囲まれたということなども発生しているようです。

 

7)楽しいヴェネツィア観光を!

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ヴェネツィアは1日だけでいいです。

何を買うにも他のイタリアの地と比べると高いし、バックパッカーにはむいてない街なのかもしれません。

 

けれど、その美しさは他の都市とはまったく異なるものであり、非現実的な世界が目の前に広がります。

ワンピース好きな方は大興奮する事でしょう。

(一部ポケモンの世界観にも似ているという噂が出ています)

 

そしてヴェネツィアといえばやはりゴンドラ。

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all photos by Ryo Katsumata

ちなみにヴェネツィア名物のゴンドラは公定料金が決められているんです。

  • ゴンドラ乗船(昼間): 80ユーロ/40分(以降20分ごとに40ユーロずつ加算)
  • ゴンドラ乗船(夜間): 100ユーロ/40分(以降20分ごとに50ユーロずつ加算)

このようになっていますが、有名な観光地ではもっと高額になる場合がありますので交渉が必要になるようです。

でも、高くても乗る価値はありますね。

水路から見るヴェネツィアの街は歩いている時の景色とはまた異なった見え方ですので非常にお勧めです。

 

料金はゴンドラ1台に対しての料金ですので、人数が多くなればなるほど一人頭の料金は安くなります。

※上限6名まで乗れます

 

そんな偶然にもヴェネツィアで一緒にゴンドラに乗ってくれるという人を集める事が出来ないっていうのも当然だと思いますので、旅人育成企画“タビイク”に参加して旅の仲間を見つけるというのもオススメです。

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ベストシーズンは夏ですので7、8月あたりかと思いますが、2月にはカーニバルも行われています。

ちょうど、日本の夏休みや冬休みに訪れると楽しめるヴェネツィア。

次の旅先にしてみてはいかがでしょうか?