僕はヨーロッパを旅している間、4ヶ月間一切宿代を支払わずに旅をしていました。
友人の家に泊めてもらっていたという事もありますが、大半はとあるサイトを利用して宿泊場所を探していたんです。
それは“Couch Surfing”というサイト。
Couch=寝床
Surfing=波乗りする
寝床を波乗り…いったいなんだ…
果たしてCouch Surfingとはなんなのか?
僕がなぜCouch Surfingを使っているのかを今回ご紹介します。
現地の方の家にタダで泊めてもらえる?そんなうまい話あるの!?
Couch Surfingは一切お金がかかりません。
無償で泊めてくれるというのが最大の特徴です。
しかも、何かをやらないといけないという事もないし、お土産を持っていかないといけないという事もありません。
本当に何もかもが無償で行われており、寝る場所が確保されるんです。
Couch Surfingを利用するためにはどうしたらいいの?
まずはアカウントを作成しないといけません。
こちらのサイトに飛んで、アカウントを作ればそれでオッケー。
ただしプロフィールはきっちりと書くようにしましょう。
泊めて欲しいというリクエストを送った時、相手の方は間違いなくあなたのプロフィールを確認します。
気をつけないといけないのは、プロフィールを作成する時は必ず英語を使用するという事です。
Couch Surfingに登録している人は、基本的には英語が話せる方ばかりです。
南米であっても、アジアであっても母国語+英語+他言語が話せるという場合がほとんど。
ですのでプロフィールを英語で書く必要があります。
そんなに難しい言葉を使う必要もありませんし、自分が喋れる言語を選択する場所もあります。
Learningという箇所があるので、そこに英語をいれておけば良いと思います。
僕がCouch Surfingを使用する時に気をつけている事は?
これは必須ではありませんが、僕の場合泊めていただいたお礼に日本食を作るようにしています。
日本の食材が売っていない地域で日本食を作るのは容易ではありませんが、醤油と本だしがあればある程度の料理は作れると思っています。
醤油は様々な国で手に入る場合が多いですが、発展途上国へ行く前には醤油を買って持ち歩くようにしています。
ただし、瓶で入っている事が多いので、ペットボトルに移し替えてビニール袋で5重にまくという超厳重の取り扱いになります。
醤油が鞄の中でぶちまけた時の悲しさは計り知れません。
本だしはなかなか手に入りません。
ですので、日本を出発する時に200グラム程持って行ったりしています。
海外の方にも好きな日本食と苦手な日本食がありますが、本だしと醤油を使った料理は外れる事はあまりないと思っています。
それと、折り紙で折り鶴を作って最後に渡すようにしています。
折り紙の文化はかなり世界にも浸透していて、僕が渡すと『ORIGAMI-!!!!』と喜んでくれる方が多数いらっしゃいました。
Couch Surfingの魅力とは?
無料で泊めていただけるという事はもちろんバジェットが限られているバックパッカーにとっては大変有り難い事です。
泊めていただいている間、夕食をご馳走になる事もありましたし、お酒を飲みに連れて行ってもらえたりもしました。
ただ、僕はCouch Surfingの最大の魅力はその土地の暮らしに触れる事ができるという事と、世界中に友人ができる事だと思っています。
その土地で暮らしている方でしか知り得ない情報を教えてもらう事ができ、ガイドブックには載っていないような場所へ行き、様々な経験ができるなんて何よりも贅沢だと思いますからね。
数日一緒に過ごしたホストの方とはたくさんの思い出を共有する事ができ、別れるのがとても寂しくなる程です。
いつかその方が日本に来た時には自分の家に泊まっていただきたいなぁと思っています。
英語に自信がないけど使っても大丈夫かな?
まったく英語が話せないという事であれば、僕はあまりおすすめはしません。
やはりカウチサーフィンの最大の魅力は、一緒に暮らし時間を共有し、思い出を作るという事になると思います。
ですので、まったく会話ができないという事になってしまうと、どうしてもタダで家に泊めてもらっているというだけになってしまうんじゃないかと思います。
ただし、英語が流暢である必要はないと思っています。
英検で言えば3級程度あればカウチサーフィン中での基本的な会話は充分できるはず。
中学生で習った英語を3割程覚えているならば、問題ないと思います。
英語が話せないのではなく、話す機会がないので使っていなかったという方が日本人バックパッカーには多いんじゃないかと僕は思っています。
ですので、いざカウチサーフィンを利用し、現地の方と一緒に暮らし、どうしても英語を話すしかない状況になれば、自分が思っていたよりも会話ができる事に驚くでしょう。
そして、もっと会話をしたいと思うようになり、英語を再び勉強する良いきっかけになるかもしれません。
僕がCouch Surfingを利用した国
リトアニア
セルビア
スイス
ドイツ
オランダ
ベルギー
ルクセンブルク
デンマーク
フィンランド
ノルウェー
アイルランド
ロシア
イラン
アゼルバイジャン
トルクメニスタン
カザフスタン
インド
アメリカ
メキシコ
ペルー
タイ
ベトナム
マレーシア
シンガポール
フィリピン
台湾
韓国
ご覧の通り、Couch Surfingのユーザーは世界中にいらっしゃるんです。
僕の経験談を世界一周ブログ“旅丸”で確認してみてください。
shutterbugtraveler.blog.fc2.com
スイス編
shutterbugtraveler.blog.fc2.com
ロシア編
shutterbugtraveler.blog.fc2.com
韓国編
素敵な人たちにホストしてもらえて僕の旅はさらに楽しくなったに違いありません。
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僕がいつも利用している宿検索サイト